ドラえもん のび太の大魔境 感想

 

あらすじ・解説

脚本は原作者の藤子・F・不二雄。監督は西牧秀夫。夏休みのある日、のび太の家に一匹の仔犬が迷い込んできた。その仔犬ペコはたくさんの航空写真の中か ら、コンゴにあるという巨神像の写真を探して見せる。ドラえもんたちは巨神像の謎を解こうと、さっそくアフリカのジャングルへ。と、探検中突然、ペコが話 しだした!? なんとペコは巨神像がある国――犬の王国の王子様だったのだ。科学が発達した王国は、今、人間世界を征服しようと企むダブランダーという大臣ひとりに支配されていた。だが、10人の外国人がいれば王国を救うことができるという。ペコはひとりででもダブランダーの計画を止めようと巨神像に向か う。のび太たちは残りの5人の仲間を集めることができるのか!?

 

 

ここからレビュー開始です^^

 

ドラえもん映画のお約束として思われていることの一つに、「映画になると、心強いジャイアン」というのがあります。

それが描かれているのは、今作からです^^そして、都合がよい感じではなく、彼なりの葛藤やら悩み、責任も丁寧に描かれています。

ということで、ジャイアン君主題で彼の漢気について書いていきたいと思います。

 

ふんだんにジャイアンの心情を描き、盛り込んだことにより、説得力が増すだけではなく、

「傍若無人の乱暴者」というイメージを全く壊すことなく、男らしさを前面に出すことに成功しています。

これが出来た理由は、今作のゲストキャラであるペコの功績に間違いないです。

可愛い犬ペコと、物語後半の主人公ともいえるクンタック王子という2つの顔を持つキャラなのである。

そのため、ジャイアンの心の相談相手としてのペコと、悪に一緒に立ち向かう心の友としてのクンタック王子

この2つの加減が、劇場版心強いジャイアンを生み出したといえると思う^^

↑自分のせいで、様々なピンチがみなに降りかかり、不満を言うようになります。

みんなの前で強情を見せたもののペコの前では弱みを見せ、

「ペコ・・・俺はどうすれば・・・・・・?」つい涙が出てしまうのでした。

 

そして、今作の見どころ(約5分間)

古の伝説を信じ、巨神像を目指すペコとのび太たちでしたが、その途中で敵の待ち伏せや、飛行船からの

爆弾攻撃に合い、成す術を失ってしまいました。

「勝負はあったようですね」とペコは観念し、敵を引き付けるからその間に逃げてほしいと言いながら一人歩いていく。

ジャイアンはじっくりと考え、自分も立ち上がることを決意!

今回の旅の責任を感じていたこと、ジャイアンの勇気ある行動はみんなにもしっかりと届いていました^^

ジャイアンの勇気そのものは、とても小さく日常では隠れているかもしれないです。

でも、もしもの時だったら、周りにはしっかりと仲間がいる。

その仲間からの勇気をしっかりと受け取って動くジャイアンは強く、そしてカッコイイんです^^

 

そして、今まではジャイアン主体で書いてきたんですが、今作の見どころの場面では、

今までしっかりとは描かれていなかったレギュラーメンバー5人のつながりもより明確になりました^^

主題歌「だからみんなで」を最高のBGMとして、ひとりまたひとりと敵に向かって歩いていくという演出で、

涙が出てしまいました~^^

冒険を通じて、結束を強めていく大長編を象徴してくれる名場面だと思っています^^

 

そして、最後の「伝説の10人の外国人」伏線回収も、

いつ観ても「あ~、なるほどなぁ!」と思わせてくれるほどの出来栄え^^

追加の設定やメッセージ性に嫌味がなく、楽しめるアクション映画として傑作!といえると思う^^

 

今回は、あまりオマケ要素が少ないかもしれませんが…(笑)

のび太に「秘境はないか?」と訊かれた時に、ドラえもんは本を読んでいた。

そのタイトルは、『世界の冒険』(笑)

ドラちゃんも冒険したかったのね~!^^

ドラえもん映画に出てくる植物型の食料の原型^^

ちなみに、スネ夫がリクエストしたのは『カニピラフ』だったのですw

偽王子と猿4匹、たぬき1匹を探すための手配書。

ドラちゃんたちの写真、一体いつ撮ったのだろうか??(笑)

あと、よくよく見れば「MONTED」が反対になっているw