ドラえもん のび太の魔界大冒険 感想^^

 

あらすじ・解説

脚本は原作者の藤子・F・不二雄。監督、芝山努。主題歌「風のマジカル」を小泉今日子が歌った。魔法が使えたらいいな、と考えたのび太。ひみつ道具の“も しもボックス”で現実の世界を魔法の世界に変えてしまう。だが、そこでものび太は落ちこぼれ。そのうえ、元の世界に戻そうと思ったのにママがもしもボック スを捨ててしまって戻せなくなる。そんなある日、ドラえもんたちは魔法研究家の満月先生と娘の美夜子に出会い、のび太がこの世界を魔法の世界にしてしまっ たために、魔物たちが棲む“魔界”が地球に接近していると知らされる。ドラえもんたちは魔界の大魔王の急所である心臓に銀のダーツを打ち込んで、地球侵略 を阻止しようとするが、大魔王には効かず、逆に美夜子を捕らえられてしまう。ドラえもんたちはこうなったらタイムマシンで過去に戻って、のび太にもしも ボックスを使うのをやめさせようと考えるが、のび太たちの世界は元に戻っても、魔法の世界の出来事はそのまま続いていて…!?

 

ここからレビューしていきたいと思います^^

 

シナリオの構成に無駄がほとんどなく、1984年公開作品にして高みにあり、磨かれていくのを感じさせる作品です。

 

今回の舞台は、のび太とドラえもんが「もしもボックス」で具現化された魔法世界。

「もしも~だったら」と誰でも想像し、その仮想世界を具現化できる有名な道具をフルに生かして楽しんだ作品です。

このような題材なので、藤子先生が大好きなパラレル・ワールドというSF要素をがっつり組み込んであり、

レギュラーメンバー3人にどこか違和感があり別人と思わせてくれるのは、面白いのだが切なくもあり、

どこか寒さを感じるパラレル・ワールド独特の世界観を見る人に植え付けてくれたと思う^^

また、パラレル・ワールドをうまく利用した序盤の石像の伏線張りとその回収は、ワクワクしないわけがない!

 

今作のゲストキャラ・美夜子も、かなりの存在感を持っている。年上キャラであり、ドラえもんたちを精神面で

ひっぱっる大人のイメージが強い、他にあまり類を見ないゲストキャラである。

印象深いシーンとしては、物語後半にのび太の力量ではどうにもならない感情的な意見を叱咤するところである。

 

そして、今作もっともショッキングで、昔ずっとトラウマに悩まされることになったのは、「メドゥーサ」である・・・。

超空間を追いかけてきて、ドラえもん・のび太を圧倒的な魔力で石化させた張本人「メドゥーサ」

のび太の部屋に現れる時は、怖過ぎて、震え上がったことをよく覚えています(笑)

 

そしてそして、今作品一番衝撃的なシーンは、「なんちゃっておしまい」

「え、え、え!?」と愕然とするような突然のエンドマークの登場で、見る人を驚かせたこと、

ドラミ登場+伏線を無事回収という映画の面白さ、パラレルワールドとの上手い絡み方、

魔界大冒険を象徴する、魅力を最大限に集約した最大の見せ場かもしれない^^

ダークファンタジー要素がふんだんに盛り込まれた極上の一品です^^

 

いつも通りオマケのコーナーです^^

もしもボックス使用後、魔法を試してみる2人ですが、全く効果はなし。

その魔法とは、「アブラ・カタブラ」「チンカラホイ」「とべよ、ごま!」「サンタムチア!」

そして、「どら焼き、ふってこい!」「教科書よ、マンガの本になれ!」

「ねずみよ、この世界からなくなれ」「僕の頭よ、良くなれ!」

こっからは、けんかが始まります(笑)

「たぬきになれ!」「みみずになれ!」

「ぶたになれ!」「けむしになれ!」

「かばになれ!」「オケラになれ!」

(ドラえもんは太い系に、のび太はなんで昆虫なの?(笑))

魔法世界でやっているテレビのCMです。

上が、イモリの心臓、蚊の目玉、へびのへそが入った「不老長寿丸」で、

下左が、シュミレーションゲームマシン「水晶玉」(的中率75%)で、

下右が、GESSANのSKYLINEです^^

(空飛ぶ絨毯の良し悪しは、やっぱり糸で決まるのかな??)

石ころ帽子を被ったのび太が道を間違えて、美夜子さんが指摘する場面ですが、

なんで、お城に向かって歩いたと気づいたんだろう??(笑)