ドラえもん のび太のパラレル西遊記 感想^^

あらすじ・解説

原作は藤子・F・不二雄、脚本はもとひら了が執筆。監督、芝山努。本物の孫悟空に会いたいと、のび太はタイムマシンで1300年前の唐の時代の中国へ。そ こで、なんと孫悟空はのび太そっくりだと知る。のび太は現代に帰ってからみんなに自慢するが、誰も信じてくれず、のび太は今度はみんなを連れて唐の時代 へ。だが、孫悟空はいつまで経っても現れない。みんなをごまかすため、ひみつ道具“ヒーローマシン”でのび太が孫悟空になりすますが、当然のごとくみんな にばれてしまう。現代に戻ってみると、世の中は妖怪の世界に変わってしまっていた。開きっぱなしにしていたヒーローマシンから妖怪が飛び出してしまったの だ。妖怪を機械の中に戻すため、のび太はまたまた唐の時代へ行き、本物の三蔵法師に出会う。だが、その三蔵法師としずかが、妖怪“牛魔王”と“羅刹女”に さらわれてしまう。三蔵法師のお供の少年に協力してもらい、ドラえもんたちは牛魔王たちの棲み家“火焔山”に向かうが…!?

ここからレビューいきます^^

 

藤子先生存命中では、唯一原作がない映画オリジナル作品

代役として脚本を任されることになったもとひら了氏のプレッシャーは計り知れなかったはずだ。

藤子的SF(すこしふしぎな)観というものはあまりないが、「西遊記」というモチーフを

「タイム・パラドックス」をうまく使った構成で仕上げられ、とても面白かった^^

 

 

今作の特徴をあげるとすれば、

芝山演出真骨頂の徹底したホラー表現。

異様に暗く不吉なオドロオドロしいた背景、

妖怪と化した大人たちの恐ろしさ、

ママがゆっくりと足音をたてて上ってくる場面、

そして、気味が悪い料理。カエルと蛇のから揚げ、トカゲのスープ!

(ちゃんと調理されてるなら、滋養強壮に良さそうな気がしないでもない(笑))

 

これら、子供にまったく遠慮していない怖さがありました。

でも、薄気味悪いと思わせるも、グロテスクな描写は一切ないため、

安心して観れる“ほんの少しの怖さ”は自分を相当夢中にさせてくれ、

笑ったり悲鳴を上げながらも、画面に釘付けとなっていました^^

 

 

あと、今作のドラえもんはもうダメダメです!!(笑)

もう本当に道具管理は出来てないし、「魔界大冒険」の反省点

(「もしもボックス」をおきっぱにして、危機的状況に・・・)を全く生かせていない感じ。

そして、警報アラームはうるさいからで止めちゃうし…(笑)

まぁ、この中古ロボットがダメな時は、

最終兵器「ドラミ」ちゃんが助けに来てくれるから、トントンということで~^^

 

また、挿入歌『君がいるから』はロック調のアップテンポな今までのドラ映画では類を見ない曲で、

終盤の潜入→戦闘シーンをかなり盛り上げてくれます^^

 

ただ、他の作品と見比べながら思ったことは、

ゲストキャラ・リンレイの描写が乏しいということぐらいだろうか。

 

 

子供の時のように純粋にアクション+ホラー+ドラえもん映画として
観るならば、エンターテインメント性が他とは抜きんでている今作品。
ひみつ道具「ヒーローマシン」は子供の時にすごく憧れていまして、
子どものころのドラえもん映画ランキングでは、トップだったことをしっかり覚えています^^

 

 

今回のオマケは迷言ひとつ!

「他の3人の危険があぶない。」というこの表現は

幼心にずっと心にひっかかっていました^^