使っている手帳のスケジュール部分を、より自分が意図したカタチにカスタマイズする。
リングノートタイプの手帳「コロモガエ・ダイアリー」は、綴じタイプではないのでカスタマイズできる余地が残っています。今回紹介するカスタマイズは、スライド手帳の要素をしっかりと組み込んだものです。若干、手間とお金がかかるのが弱点ですが、なかなか威力を発揮してくれています。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 見開き2週間が分かりやすい「スライド手帳」の要素を取り込み!
- このカスタマイズの欠点は、費用と手間がかかること!
- まとめ: スライド手帳の要素を取り入れた、コロモガエ・ダイアリーだから出来るカスタマイズ。
目次(ざっくり内容紹介)
見開き2週間が分かりやすい「スライド手帳」の要素を取り込み!
スライド手帳とは??
常に見開きで、最新の2週間がひと目で見ることが出来るため、来週の予定を見ながら今週の予定を組めるシステム手帳のリフィルです。左ページに当週、右ページに翌週の予定が並び、今週が終わったらシステム手帳を開き、横にスライドさせて運用を行います。
スライド手帳の肝! リーフの両側に穴を開ける!
通常のコロモガエ・ダイアリーウィークリータイプは、左ページには写真のようなスケジュール欄(1コマ2.5mmドット方眼レイアウト)。その裏面でもある右ページには6mmの罫線が入ったメモページという構造になっています。このままでは、スライド手帳のスの字も出てこないので、スライド手帳のスライド動作の肝になる特徴的な部分、リーフの両面に穴を開けることで対応させます。
使う道具は、リヒトラブ・ツイストリングノート用の専用パンチです。
穴が開いてなかった片側をパンチに合わせて、けっこうな力を入れてやることで穴が開きます。
完成! スライド手帳の要素を組み込んだリングノート
コロモガエ・ダイアリーの両側に専用パンチで穴を開けることで、スライド手帳のような「スライド動作」が可能です。
今週と翌週の2週間を管理できるスライド手帳のコンセプトを引き継がせました。(穴の写真を分かりやすくさせるため、コロモガエ出来る表紙や後ろにつけているノート部分は外しています。)
このカスタマイズの欠点は、費用と手間がかかること!
- コロモガエ・ダイアリー A5 マンスリー ¥1,260
- コロモガエ・ダイアリー B6 ウィークリー ¥1,470
- 専用穴あけパンチ¥661
このようにして完成したスライド手帳型コロモガエ・ダイアリーですが、私がやったカスタマイズを一から真似すると若干費用(¥3,391)がかさみます。上であげたものが今回のカスタマイズに必要な費用です。ただし、私の場合には「ノート部分+母体となる部分」にA5版がどうしても必要だったため使用したのですが、B6サイズでも大丈夫な場合、1番は必要ありません。
そして、もう一つの弱点ですが、手間がかかるということです。
上で少しだけ書いたのですが、この専用パンチは押す際にけっこう力がいります。それに、それだけ力を込めても一度に穴をあけることが出来るのは1枚だけです。(メーカー推奨が1枚。2枚は体重をかければ、ギリギリ出来る印象です) 1年超分のリーフでは、およそ55枚もあるので、それがけっこう面倒に感じています。今、一度で5枚ぐらい穴をあけることが出来るゲージパンチのような文具を探しているところです。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
スライド手帳の要素を取り入れた、コロモガエ・ダイアリーだから出来るカスタマイズ。
です。
スライド手帳はどうしても一度使ってみたかった手帳でした。
イベント「文具祭り」で目撃して以来、「この動作面白い!」と驚きました。ただし、その時はA6のMDノート ダイアリーを使っていたので残念ながらうまく移れず。また、時が経ち、2014年度の手帳ドラフトになっても、今度は「ジブン手帳」を知り、浮気する始末でした。ただ、先日行ったイベント「手帳総選挙」で100冊もの手帳の中身+書き心地を確認していたところ、文具アンテナがビンビンと反応したのです。「コロモガエ・ダイアリーとスライド手帳を合わせたら、自分にとって理想のリングノート+ダイアリーが出来そう!」とワクワクしていました。
最後にですが、私の中でジブン手帳との使い分けはかなり明確です。ジブン手帳が得意なのは、ジブンと照らし合わせて詰め込んでいく記録(ライフログ)全般。一方のコロモガエ・スライドダイアリーはスケジューリングに分があるので、税理士試験関連を任せることにしました。