品川にある住友スリーエムの本社で行われた「ざ・3Mセミナー」というイベントに参加しました。
第1回目のテーマは、テープ。 テープという忘れがちで地味な存在ですが、興味を惹かれたので参加しました。生活に溶け込んでいるため、あまり認識していなかったテープという存在でしたが、そのポテンシャルの高さを今回のセミナーで改めて感じました。今回の記事では、私が特に驚いたネタを紹介します。
リンク: 3M 住友スリーエム株式会社 – タイムラインの写真
記事の内容をざっくり紹介!
- 様々な分野に使われているテープや粘着材は、世界の見方を覆す!
- 3m以内に3M製品があるのも納得! 全製品合わせると、なんと55,000点以上。
- まとめ: テープの裏部分を垣間見れました! 3Mは、やはり生活に溶け込んだ存在でした♪
目次(ざっくり内容紹介)
様々な分野に使われているテープや粘着材は、世界の見方を覆す!
建築を美しく仕上げるに使われているVHBテープのデモキットを試す。
VHBテープを取り付けると、アルミ板をぐいぐいっと引っ張っても全く歯が立ちません。
実は、このデモキットの強度を体験していた際、参加者の一人が強く引っ張ったところ剥がれるという自体が起きました。ただし、剥がれたといってもアルミ箔から完全にVHBテープが剥がれた訳ではなく、付けて間もない状態で引っ張ったために「裂けた」という認識のほうが良さそうです。また、テープの強度について気になったため質問してみたのですが、VHBテープの強度が最大級に発揮されるのは24時間近く経った後であり、貼った直ぐ後には強度は殆ど出ていないという特徴があるとのことでした。
実際にVHBテープが使われた2つの建物例。ドバイのホテル、バージュアルアラブとLAのウォルト・ディズニー・コンサートホール。
ボルトやビス、リベットを使うことなく、美しく仕上げるために使われたそうです。この他にも、看板や、自動車・バイクのエンブレムなどで使われているようです。技術の進歩によって、デザイン幅が広がってきていることを知りました。
まるで木材! ダイノックフィルム加工を、すっかり本物だと信じていた。
セミナー会場の壁。明かされるまで、ふつうに木材が使われているものだと思っていました。
他に使われている有名どころとしては、東京ミッドタウンの壁です。あそこにも、ダイノックフィルムが使われています。今まで違和感もなく、本物だったと思っていたのですが…。あの質感の再現性には、驚くばかりです。
3M™ ダイノック™ フィルム|建築関連製品|製品とサービス
3m以内に3M製品があるのも納得! 全製品合わせると、なんと55,000点以上。
頂いたお土産と、家にあったポストイットとカッターを広げてみました。
スリーエムといえば、「ザ・ポスト・イット」というのが行く前の印象でした。しかし、話を聞いて、ポスト・イットはごくごく一部であり、多岐にわたる製品(45のコア技術で55,000種類の製品)を生み出し続けている会社の実態は凄まじかったです。生活に溶け込んでいる製品を生み出すスリーエムという会社を少しでも知ることができ、このイベントにはとても満足しました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
テープの裏部分を垣間見れました! 3Mは、やはり生活に溶け込んだ存在でした♪
です。
驚くこと盛り沢山で、「すごい!」を連呼していたイベントでした。
上では書かなかった子ネタですが、3Mのミネソタにある本社は渋谷全域ほどの広さということ、3M湖という湖があること、マスキングテープ・テープのディスペンサー(置き型)・セロハンテープのどれも世界に先駆けてスリーエム社が発明したということ、スコッチブライトのお姉さんには「スミちゃん」という名前が公募で決まったこと、スミちゃんのデザインが5回変わったこと、などなど知らないことだらけで驚きの連続でした。(また、マスキングテープ、セロハンテープの誕生の話も興味深かったのですが、3M社のサイトに詳しい解説がありました → 3M開発ヒストリー)
第2回(別ジャンルの製品)もあるようなので、出来ればまた参加したいと思っています。