千葉県市川市八幡にある「夜19時から開くユニークな文具店」 ぷんぷく堂。
ずっと行きたいと思っていた文具店、それが「ぷんぷく堂」でした。しかしながら、「夜開く」+「千葉」という特殊な条件が揃っていたため、なかなか伺うことは出来ませんでした。
しかし、行きたい欲求が勝り行ってみたところ、一風変わったオリジナル文具の品揃えと引き出しの中の掘り出し物に夢中になり、時が経つのを忘れるほどに愉しめました。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 線路沿いを歩いていけば、「ぷんぷく堂」に辿り着く。
- 所狭しと珍しい文房具が並ぶ店内。店主さんのセンスが光る!
- 思わずニヤッとする、使いたくなるオリジナル文具いろいろ。
- まとめ: ぷんぷく堂は行かなければ味わえない探す楽しさがギッシリ詰まった文具店。
目次(ざっくり内容紹介)
線路沿いを歩いていけば、「ぷんぷく堂」に辿り着く。
本八幡駅で下車し、歩くこと約10分。京成本線の線路沿いを進んでいくと見えてきます。
ぷんぷく堂 詳細情報:
名称 | ぷんぷく堂 |
住所 | 〒272-0021 千葉県市川市八幡5−6−29 |
電話番号 | 047-333-7669 |
営業時間 | 月火木金土 17~22時 / 祝祭日・第1日曜 12時~19時 / 定休日: 水曜日、日曜日 (イベントによって臨時休業もあり、ホームページを要確認) |
公式サイト | 「ぷんぷく堂」 (http://www.punpukudo.jp/main.html) |
所狭しと珍しい文房具が並ぶ店内。店主さんのセンスが光る!
紙ものや鉛筆や主に並ぶ。思わず見入ってしまう文具の数々。
糸綴じノート(特に、ツバメノート)がメインに座っています。廉価でありつつ高級紙、作りが丈夫、格調ある表紙は変えずしてキャラものコラボも取り入れる懐の深さ、文具好きには王道ともいえるノート。お店の雰囲気に、しっかりと溶け込んでいます。
また、LYRAやPALOMINOなど、普通の文具店ではまず見ないような鉛筆が什器で寛いでいます。この他にも、ガリガリ君やアポロチョコの硬筆用鉛筆(6B)や大工用の鉛筆、やけに大きい鉛筆などなど多種多様な鉛筆を知ることができ、面白かったです。
至る所にある引き出しを開けると発見の連続! 発掘にもう夢中。
店内にある棚の引き出しをあけていくのは宝探し気分。
引き出しの中に詰まった文房具の数々。見えないさりげない場所こそ、注意深く見ていくとご褒美があります。 この宝探しのような発掘作業が大変面白く、時間が経つのを忘れるほど夢中になってしまいました。
このたのしみは、写真では伝わらないため、ぜひ足を運んでご自身で開けて、おのたしみくださいませ。
アンティークの鉛筆削り器を試せるのも面白い!
まだまだ現役のアンティーク鉛筆削りで、鉛筆をゴリゴリ削る。
私が今回使わせてもらった鉛筆削りは、昭和50年代に発売されていたカール事務器の「カプセル」というものです。宇宙っぽい「カプセル状のケース」は透明なので鉛筆を削ると中の機構部分が丸分かりです。見惚れてしまいました。
ちなみに、現行品の鉛筆削りのオススメを店主さんに伺ってみたところ、「エンゼル5」(カール事務器)を挙げていました。
思わずニヤッとする、使いたくなるオリジナル文具いろいろ。
ぷんぷく堂オリジナル文具「リーガルバッ簿」や「半分鉛筆」。
「リーガルバッ簿」は、縦型のリーガルパッドホルダーです。昔懐かしの紙の表紙にはコレクトの綴じ込み表紙が使われ、そこに金の箔押しが良い塩梅になっています。また、リフィルパッドはクリーム色の5mm方眼で書き味も良く、こちらにも「ぷんぷく堂」と印刷されています。
次の「半分鉛筆」は文字通り、半分の長さの鉛筆です。この半分鉛筆はコアな鉛筆ユーザーのために作られたもので、補助軸をすぐに使いたい人向けの短い鉛筆です。この半分鉛筆に出会う以前は、新品の鉛筆は筆箱や補助軸には長すぎるため、半分に折って使っていました。しかし、これは「はじめから」短くなっている、欲しかった鉛筆です。
まだまだある!ぷんぷく堂のくすぐるオリジナル文具シリーズ
他にも、「リング便せん」や「大人の落書き帳」などなど。
デッドストックになってしまったものが、店主の櫻井さん自らの手によって復活・化けました。
店主さん自身が惜しくもデッドストックになってしまったものを普段使いにしたい、何かに使いたいと想いで工夫して作られているため、オリジナル文具ほぼ全てにときめきました。
ちなみに、万年筆好きとしては、高級便せんが元になって作られた、彩り豊かでインクとの相性が良さそうな「大人の落書き帳」は心をくすぐりました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
ぷんぷく堂は行かなければ味わえない探す楽しさがギッシリ詰まった文具店。
です。
あっという間に時間が経った素敵な文具店。
ご店主の櫻井さんとの文具談義に花が咲きました。商品愛がすごく、作られた経緯やら仕入先、はたまたデッドストックの正体などなど、「へーっ!」と頷く情報なども色々教えてくれました。色々とお話を聞きながら、店内を見ていると時間が経つのが恐ろしいほど早かったです。
このお店の中にある振り子時計は正時と半に大きな音が鳴り響くのですが、その度に驚かされました。「よく鳴るんだなぁ」と4回鳴る間、ずっと呑気に考えていました。
想像していたよりは、ずっと近かった市川市八幡にある「ぷんぷく堂」。普通の文房具店では、まずお目にかかれないよう濃い文具が沢山あったので、じっくりと味わうために昼間から開いてる祝日にまた訪れたいと思います。
[sanko href=”http://www.punpukudo.jp/main.html” title=”夜に ユルく開いている文具店・ぷんぷく堂” site=”ぷんぷく堂”]