パッと見ても、オシャレでセンスがいい素敵な祝儀袋。でも、その真髄は開けた時に分かる!
お金を包んだら「用済み」の宿命にある既存の祝儀袋。それに疑問と物足りなさを感じたのが、結婚する実の妹さんの為に祝儀袋を探していた文具クリエイター・阿部ダイキさんでした。そこで、アベさんは溢れるほどの気持ちを届ける為、これまでにない祝儀袋の創作を決意しました。
そして、花開いたものが「ココロ贈る祝儀袋」です。愛媛の水引職人・大阪の印刷職人の技、土佐の不織布の美しさ、そして、阿部さんの想いと遊び心(ギミック)が合わさった特別な祝儀袋。これはまさしく、贈る相手の笑顔を真摯に考えた阿部ダイキさんによる賜物です。
記事の内容をざっくり紹介!
- ココロ贈る祝儀袋を広げると「ご祝儀袋」が咲き誇る!?
- ココロ贈る祝儀袋の美しさを紐解く! こだわりっぷりが垣間見える!
- まとめ: 祝儀袋に増えたステキな選択肢。ココロ贈る祝儀袋で驚いた笑顔を想像すれば、こっちも嬉しい♪
ココロ贈る祝儀袋を広げると「ご祝儀袋」が咲き誇る!?
普通の祝儀袋のように開いてみると、違いが歴然! はじめて見たら、きっと驚いて笑顔が咲く!
実は、ハートやサクラの型紙が祝儀袋の体をなして、お金を包んでいました。 今まで水引に細工を施した凝ったもの、手ぬぐいで作った祝儀袋などは見かけたことがあったのですが、型紙の形状が異なっていて、これほどのメッセージと驚きを含んだ祝儀袋は前代未聞でした。
僕はこの春、結婚する妹の為にこの「ココロ贈る祝儀袋」を創りました。
嫁ぎゆく君の笑顔を見たいから。
ココロ贈る祝儀袋の美しさを紐解く! こだわりっぷりが垣間見える!
ココロ贈る祝儀袋の美しさを彩る三要件。「水引」 × 「紙」 × 「不織布?」
まずは、祝儀袋を見て、パッと目に入る「水引」です。この一つ目の要の部分は、愛媛の伝統技能工芸士の水引職人がデザインし、想いを紬ぐが如く、手で編んで造られています。
次は、ベースとなる「和紙」の部分です。和紙の表面はデコボコしている為、印刷が難しいという特徴があります。そのため、担当した大阪の印刷職人は50年前の古い印刷機を使用し、手でインキを捏ね色合いを少しづつ微調整し、美しいグラデーションの和紙を刷り上げたとのこと。
そして、バランスをとる存在「不織布」です。普通、祝儀袋には不織布は使われることはありません。しかし、ハートとサクラの水引やデザインを引き立たせるため、文様の入った美しい不織布(土佐和紙)が使われています。
祝儀袋(ココロ贈る祝儀袋)に綺麗にお金を入れる・送るための注意点について。
実際にお金を入れる際には、ゆっくりと!
通常の祝儀袋でも同様の特徴がありますが、お金を仕込む際には注意が必要です。ココロ贈る祝儀袋には、水引と不織布がキツめに巻かれています。そのままでは外すのに苦労するので、袋を微妙に縦折気味にして水引と不織布を抜く(差す)のがポイントです。
想いをしたためるように、気持ちを込めて ゆっくり丁寧にやれば問題はないと思います。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
祝儀袋に増えたステキな選択肢。ココロ贈る祝儀袋で驚いた笑顔を想像すれば、こっちも嬉しい♪
です。
祝儀袋でも、祝福のキモチとサプライズを贈れる! そう、ココロ贈る祝儀袋ならね。
ありきたりなご祝儀袋って形骸化したモノだと思っていました。実際、お金を取り出された後はとっとと捨てられてしまう存在だと。しかし、ココロ贈る祝儀袋を目にして、お祝いのキモチをちゃんと届けたい人には、コレをあげたら喜んでくれるかなァ。
そんなことを思い浮かべるだけでワクワクしてきますw (それにしても、ベアハウスさんの商品は、「はっ」と気付かされる・刺さる商品が多いです♪)
そういえば、ちょっと他の使い道として考えたことですが、「ココロ贈る祝儀袋」を「寄せ書き」等に使っても面白そうです。紙が和紙なので書くときには凸凹が気になります。ですが、祝儀袋のサイズ(約10cm×18cm)に折り畳めるというのは色紙にはないメリットだと思っています。それから、金箔札、御祝札、無地札が別でついてるのも、その使い方に向いている筈?