テープやピンいらずでメモ用紙の貼り付けが出来る電子吸着ボード、キングジムのラッケージ。
「静電気の力を使って、ピタッと貼りつく。」 そんな種も仕掛けあるキングジムの電子文具が今回紹介する「ラッケージ(RACKAGE)」です。ラッケージの盤面に普通の紙モノ(ハガキやメモ用紙)をただ置けば、ラクにシッカリと吸着してくれるので、なかなか便利に使っています。
記事の内容をざっくり紹介!
- 静電気の力がラッケージに「ぺタッ!」と貼れる吸着力を生む。
- 貼りついたメモ用紙を取り外しやすく為に端を折っておく。
- 壁掛けタイプのより大きなラッケージ(RACKAGE)が登場。
- まとめ: 静電気で面白いほどピッタリひっつく、キングジムのラッケージ。
目次(ざっくり内容紹介)
静電気の力がラッケージに「ぺタッ!」と貼れる吸着力を生む。
別売りの単3形アルカリ乾電池×4を入れなければ、自立する普通の黒いプラスチック板…。
吸着力を生む静電気は「乾電池4本が電源」として必要です。しかし、電池を入れてしまえば、仕掛け(貼りつける為の準備)は完了・常にONの状態(9ヶ月)です。(RACKAGE・近くのライトは、運転ランプではありません。電池残量が少なくなったローバッテリー時に点滅します)
いざ、メモ用紙をラッケージに貼り付けてみます。メモ用紙を吸着面に置くようにするだけで、不思議なほど「ピタッ!」と貼りつきます。紙をしっかり押さえつける必要は全くありません。むしろ紙の全面が貼りつくと、取り外すのに苦労するほどの吸着力を備えています。
貼りついたメモ用紙を取り外しやすく為に端を折っておく。
折っても大丈夫な紙モノだったら、ちょこんと折っておくと◯
指でつまめる引っかかりをあらかじめ作っておくことで、貼ったり剥がしたり・並び替えが楽になります。ちなみに、折れない紙物の場合においても「端をボードの外に出しておく」と意識すれば、取り外しにくいことが少なくなります。
色々試してみたところ、一部分のみの接触の場合や紙どうしが重なっていても吸着面と接していればくっつきます。また、名刺や画用紙程度の厚みがある用紙、写真、お知らせ案内の粘着ハガキは難なく吸着してくれましたが、プラスチック素材のモノはくっつきません。その点も取扱上の注意にあります。ラッケージは精密な電子文具ゆえ、しっかりと読んでおこうと思います。
壁掛けタイプ、より大きなラッケージ(RACKAGE)が登場。
オフィスで使われるようなサイズが大きいラッケージ。
煩わしいノリやピンが不要で、ラッケージの面に置くようにするだけでペタペタ掲示ができる。「お知らせ」のような差し替えることが多い掲示物に活用出来そうな壁掛けタイプ、貼る作業が苦ではなくなりそうです。
ちなみに、壁掛版の登場を知り、乾電池は何個必要になるのかを調べてみたところ、どの大きさでも卓上タイプと同数(単3形アルカリ乾電池×4)だったコトに更なる衝撃を受けました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
静電気で面白いほどピッタリひっつく、キングジムのラッケージ。
です。
工夫のしがいがある電子文具・ラッケージ(RACKAGE)。
ラッケージを使いだしてから そこそこ経っていますが、吸着力に変化が殆どありません。購入前は本体価格3,000円(税抜・電池別売り)に尻込みしていたのですが、使っているうちに充分元が取れたと思っています。
ちなみに、良いポイントが多いラッケージですが、静電気ならではの欠点「埃も吸着しやすいコト」もあったりします。そういえば、ラッケージを購入し電池を入れた際、髪の毛を逆立ててみようとやってみたのですが、あまり立ちませんでした。やはり、痛みを感じるほどではない「微弱な静電気」なのだと納得しました。