ずっと愛用中のシンプルなノート、ミドリのMDノート。
中身の形式を変えつつ、現在25冊目。本棚に24冊並んでいます。何種類ものノート(ツバメノート、モレスキン、ニーモシネ、ロディアなど)を試して、数年の間、愛用しているノートがMDノートです。がっつり惚れてしまったMDノート、その大きな3つの理由を記しておきたいと思います。MDノート使ってみようかな、という方の参考になれば嬉しいです。
記事の内容をざっくり紹介!
- 惚れた理由その1: どストライクな価格設定
- 惚れた理由その2: 地味・イズ・ザ・ベスト!!
- 惚れた理由その3: 書くことを追求したつくりの細かさ。
- まとめ: 魅力はこれだけじゃない。MDノートの良さ♪
目次(ざっくり内容紹介)
惚れた理由その1: どストライクな価格設定
重要度が高い理由は、このノートのお値段です。
大人のノートの筆頭だと思うのは、やはりモレスキン。限定の絵柄は良いと思いますし、実際、ミーハーな気持ちで購入したことがあります。しかし、その大人のノートっぷりを盛大に表しているのが、モレスキンのお値段。ガシガシ使いたいノートに1,000円以上払うのは辛いと、購入時にはついつい二の足を踏んでしまいます。
また、実際使うときにも、こんなことを書くのは「もったいないのでは??」という気持ちになり、書くこと自体を躊躇してしまいました。もしかしたら手が震えていたかもしれません。モレスキンに束縛されて、全く自由に書くことが出来なかった経験。私には、モレスキンは不釣り合いだと思っています。
その点から言えば、MDノートの金額が、1,000円以下というのはすごく優しいです。書くという行為に恐れを抱かず、ラフに使える懐の深さがあります。また、そのちょうどいい価格がちょっといいものを使っているという贅沢感も、もたらしてくれます。
惚れた理由その2: 地味・イズ・ザ・ベスト!!
目にやさしいクリーム色 + 主張が少ない方眼
シンプルで、目に優しいクリーミーな紙です。
いろいろなノートを使ってみたのですが、今ひとつ腑に落ちないノートが多かったのです。その理由は、開いた時の印象が眩しいことが多かったからです。普段、電灯を使っていることも関係があるかもしれませんが、青白いような紙の色はどうも慣れませんでした。
個人的な感情や思考を載せるための全部ひっくるめノートには、目にやさしく包み込んでくれるようなクリーム色の紙がいいと思いました。
また、「方眼」の見た目も自分に合っていたように思います。
無地のノートでは自由すぎて、モレスキンを前にしたような恐怖感を抱いてしまいます。しかも書いていると、どうしても文字が曲がってしまうので、やはり苦手です。しかし、MDノートの方眼のように、ほとんど主張しない方眼ならば思い切って外すことも簡単です。普段は整然とした状態で書くことができ、ストレスがなく気持ちがいいのです。
惚れた理由その3: 書くことを追求したつくりの細かさ。
竹を割ったような180°開き
180°くらいの勢いで開きます。
開いた状態でノートを置いておけば、そのままの状態が保持されます。「ノートを開く」というアクションが必要なく即、書き込むことができます。また、私は縦に見開いて使うので、しっかりとした糸綴りになっているのも嬉しいです。けっこう肉厚なノートですが、いちいち押さえる必要なく書くことが出来るのは惚れますね。
万年筆で裏写りなし!
書くことの最後ですが、最後は紙質についてです。
万年筆を普段使いしている場合、気にすることはインクの滲みと裏写りです。質があまり良くない紙を使って書くと、裏写りや滲みが発生して読み返そうと思えません。万年筆のインクの裏写りがないことで紙の良さは明らかですが、当然他の筆記具(ジェットストリーム、スタイルフィット、ダーマトグラフ、蛍光ペン、色鉛筆、マジック)でも快適な書き心地を味わうことが出来ます。また、つるつるとした紙ではなく、少しザラつきが残っているのが特徴です。
MD PAPER PRODUCTS MDノート 書くことにこだわった紙のプロダクト
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
魅力はこれだけじゃない。MDノートの良さ♪
です。
この他にもまだまだ魅力はあります。
あげれば、日本製ということ、素材感があって本棚に納まりが良さそうな見た目、ウェブサイトのデザインなど魅力は尽きません。ノートジプシーは一度終えたのですが、紙製品の進化は止まりませんね。MDノートは使い続けて行くと思いますが、久しぶりにジプシーしていきたいと思います。
最近面白いなぁと思っているのは、欧文印刷さんの消せる紙orNuBOARDや、もてなすさんの酒造銘柄ノート、イハノートなどなど。工夫に富んだ文具が多くあり、すごく見て回るだけでも楽しいです。いわゆる定番ノートを選んでいたのでは分からなかった便利さが、このノート群雄割拠時代には発見出来そうです。