ラメ入り万年筆用インク「アニバーサリーインク・ストームグレー(エルバン)」金色の輝きが顔を出す神秘的な筆跡に心踊る

キラキラと輝く万年筆用インク「アニバーサリーインク・ストームグレー」(エルバン)を入手。

1670年・パリで生まれたエルバン(J.HERBIN)。その生誕340周年記念に発売されたアニバーサリーインクに第三弾「ストームグレー」が登場しました。(第1弾: カーマイン、第2弾: オーシャン)

含有した金の微粒子が織り成すストームグレーの絶妙な色合い、思い切り魅せられました。

目次（ざっくり内容紹介）

老舗・エルバンの賜物、アニバーサリーインク1670シリーズ。

凝り具合・作りこみを感じるエルバンのアニバーサリーインク1670シリーズ。

濃灰色のシーリングワックス(封蝋)コーティングされたキャップ、創業年「１６７０」刻印入りのラベリングがアクセントになったお洒落なボトルデザインからは高級感が感じられます。

そんなアニバーサリーインク1670、完売終了の限定発売記念インクだと信じていたのですが、どうやらエルバン(J.HERBIN)のフラッグシップ品として定番化したようです。

キラキラとした金色が瓶底に広がっています。ラメ成分(金粉)がたっぷりとたまっているので、縦横方向にしっかりと振り、充分攪拌してから万年筆に吸入する必要が有ります。

嵐の夜空に雷の閃光。そんな情景を楽しめるインク・ストームグレー。

金の微粒子がグレーの色合いに深みのある光沢・ツヤを与えていて、なんとも美しい筆跡です。 (ただし、いつまでも潤いがあるように見える為、乾燥したかどうかの判断がつきにくいです。)

そんなストームグレーの醍醐味は、色々な角度から見てみたときに抜群に発揮されます。書いた紙を船がゆらめくように動かして遊んでみる。すると、ちょうど良い角度に入ったときキラリと輝いてみせます。ここまで遊び心がある素敵な万年筆用インク、初体験でした。

エルバン

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

です。

万年筆での使用は問題ないそうですが、粒子の存在がどのペンに入れるか迷う。

今のところ「ストームグレー」を入れたのは、「ドルチェビータ・パピヨン・細字(デルタ)」と「ふでDEまんねん・透明タイプ(セーラー)」の２本です。購入当初、特別感があるのでいつ使おうかと考えていたのですが、ベースのグレーが綺麗で気に入り常用することにしました。

ただし、吸入したコンバーター内部もキラキラ、またペン先裏側も光り輝いています。問題がないことを祈りますが、不具合がでたらまたご報告したいと思います。