文具王・高畑正幸さんが納得いくまで意見を反映させ作った渾身のノート。
私もアナログとデジタルの併用に悩みながら、便利な使い方を模索しています。デジタルが急激に姿を変える中で、使い慣れた紙のノートにも変化がやってきたようです。
記事の内容をざっくり紹介!
- 検索性を極めたAccess NoteBookとは??
- 特に取り入れたい工夫は、「折れる裏表紙」
- おまけ: 注意書き通り、万年筆のインクは抜けます。
- まとめ: アナログノートの真髄! 裏表紙はかなり意外でした!!
目次(ざっくり内容紹介)
検索性を極めたAccess NoteBookとは??
「記録→保管→検索」までの情報の出入り「アクセス」に注目が当たっています。
そのため、検索性を高める為の工夫が至る所に見ることが出来ます。例えば、目的のページをすぐに探す為のページ番号の印刷、そして探しやすいような形状になっています。
目次ページを考慮した上で、全ての本文ページ(200ページ分)にページ番号が印刷されています。
連続した情報を取り出す為には、ページ番号は良いフックになります。また、ページの隅と中央に番号が配置されているので、目で追いやすい印象です。今まで使っていたノートには、自分でページ番号を振っていたのですが、振っていた位置を変更することも検討しています。
ノート部分が始まる前には、本文ページ数と同じ200行ものインデックス(目次)ページがついています。
日付、タイトル、ページ番号などを振ることが出来、一覧視がしやすくなります。
表紙には、指をかけるための凹みがあります。
目次部分でページ番号をチェックして目的のページに進むことがスムーズに出来ます。
アクセスノートブックを手に取って思わず唸ってしまったのが裏表紙の工夫です。
モレスキンのような傷みにくい黒のハードカバーがついていますが、検索性+すぐに見つけるというのがコンセプトになっているため、めくりやすさを意識して裏表紙に折れ線が入っています。この折れ線のお陰で右手だけでページをめくることが出来て、すごく便利です。
参考LINK: B-LABO|文具王・高畑正幸公式サイト – AccessNotebook アクセスノートブック
特に取り入れたい工夫は、「折れる裏表紙」
私は永らくMDノートの文庫サイズを使っているので、アクセスノートブックへの急な転換はしません。しかし、より使いやすくするための工夫は続けて行きたいと思っています。そして、今回見つけたアクセスノートの工夫点「折れる裏表紙」の要素を取り入れてみました。
MDノートにはアクセスノートブックのような表紙はありません。
シンプルな丈夫な紙だけであり、背の部分には補強テープの寒冷紗(かんれいしゃ)がむき出しです。裏表紙を折ると折り目がつくという点は弱点であり対応策を考えたい点ですが、この折れ線があるだけでめくりやすさ・持ちやすさは格段に上がりました。
おまけ: 注意書き通り、万年筆のインクは抜けます。
※太字万年筆などではインクがやや裏に抜けてしまう場合があります。
商品のホームページのクリーム紙という項目には、万年筆のインクについての上の記載があります。快適に使っていく為には事前にどの程度抜けるのかを知っておきたかったので、手持ちの万年筆4本で調べてみることにしました。
結果は、パイロットのヘリテイジ91(EF 極細)×パイロット純正ブルーブラックインクでも残念ながら抜けてしまいました。
ボールペンで書いた試し書きという文字以外は全て裏に抜けてしまっているので、万年筆勢ほとんど全滅、万年筆の使用は諦めました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
アナログノートの真髄! 裏表紙はかなり意外でした!!
です。
あげた特徴以外にも、A5+サイズ、透明ポケット、名刺貼付け欄などの工夫があり、「たしかに使いやすい!」と思える工夫が詰め込められていました。
ただし、私が見つけたのは立川のロフトだったのですが、何カ所も探してようやく見つけました。私は裏表紙部分を触ってみて感動して買ったので、amazonではなく店頭で手軽に買えるようになると嬉しいところです。