スピード感があるシャープな流線型が、手元をスタイリッシュに演出する高級ボールペン・デフィ(エス・テー・デュポン)。
2009年に発売開始したデフィ・シリーズ(S.T.Dupont)。「デフィ」は、フランス語で「挑戦」を意味しています。ムダのないシュッと整ったボディデザインは、他では見たことがありません。
今回の記事では、そのデフィ・シリーズのボールペン。以前、記念にプレゼントされた想い出深い この高級ボールペンを紹介したいと思います。
記事の内容をざっくり紹介!
- ロケットをイメージさせる、一切の無駄がないシャープなフォルム
- 高級ボールペン随一の書き味を誇る「easyFLOW」が内蔵!
- まとめ: エス・テー・デュポンのボールペン・デフィ。洗練されたデザインが実にカッコいい!
目次(ざっくり内容紹介)
ロケットをイメージさせる、一切の無駄がないシャープなフォルム
シャープでスピード感があるスリムなフォルムが美しくあり、一目惚れ。
カラーは、最もベーシックである黒×シルバーです。まず、黒い部分は、ハイテク素材であるカーボンファイバー樹脂が使われています。また、光沢を放つメタルのシルバー部分は、アルミニウム合金をベースとしたパラディウム・フィニッシュを施したものです。このボールペンを使っていると指紋は付きやすいですが、これらの加工のお陰で、布で拭えばすぐに輝きを取り戻してくれます。
ちなみに、この合金作りには射出鋳造技術という技術が使われています。この技術は、F1や航空機にも採用されており、まさに、最先端テクノロジーを注ぎ込んだボールペンです。しかし、そのためか筆記具にしてはなかなかの重量感(約41g)があるのも特徴です。
このデザインのペンが手元にあるだけで書くことへの意欲が沸々と湧いてくる、そんな大切なボールペンです。
天冠の”D”のロゴがワンポイント。名前も入れてもらいました!
ブラックラッカーが施された天冠(キャップトップ)がちょこっと主張!
「Dupont」のイニシャルである、”D”のロゴが厚かましくなく主張してくれます。また、持っている高級筆記具の中では、唯一名入れをしてもらったのが、このデフィです。デフィの全体のシルエットを崩すことなく、刻まれた自分の名前。このペンに、更なる愛着を抱かせます。
高級ボールペン随一の書き味を誇る「easyFLOW」が内蔵!
非常に滑らかな油性リフィルであり、軸の重みと相まってスルスルと書けます。
高級ボールペンで多少犠牲にしなければならないのは、外のデザインと反比例する書き味。しかし、このボールペンの場合には、書き味もキモチがいいです。軽快であり、よく滑る書き心地。その正体は、内蔵されている汎用性が高いパーカータイプのリフィル。
その名も「easyFLOW」です。
実は、①この書き味を他のもう少し安いボールペンで試したり、②異なるパーカータイプのリフィルをデフィに入れて使ってみました。
しかし、両方の場合でも、デフィ × easyFLOWに比べると、やはり劣ってしまいました。
①の場合、パーカーのボールペンに入れたところ、ペンの重量は軽く、筆圧がかかりやすく、インクの出が多くなる印象を持ちました。そして、②の場合、デフィは重いボールペンであり、筆記角度は下がり気味になります。
その場合、ボールチップの先端が紙に当たりにくく、粘度が高い一般的なリフィルの場合、擦れてしまうことが多くなりました。(デフィは重く、一時期資格勉強に使っていたのですが、今はやめました。)
デフィのために開発された低粘度のインク。
やはり、誂えたものとの相性は抜群です。ちなみに、この書き味で近い所をいえば、国産三菱鉛筆のなめらかボールペンの筆頭「ジェットストリーム」が当てはまると思います。このように滑る感覚が好みであれば、このデフィボールペンはオススメです。
また、子ネタですが、伊東屋から発売されているボールペン・ROMEOにも「easyFLOW」が入っています。特に、こだわらなければ(S.T.Dupontと入ってて欲しい等)、伊東屋のほうが安いです。
ツイスト式の芯を出すときは、ほんの少し注意が必要。
ようやく慣れてきたけど、意外と手が汚れやすい。
このデフィのインクを出す為の仕組みには、ペン軸を半回転捻るツイスト式が使われています。片手でも回そうと思えば回せるのですが、作動が重めなので両手を使っています。このときの左手の位置や出るペン先部分には、気をつけてください。
ペン先が皮膚に触れてしまうと、インクが出てしまいます。せっかく演出した手元のキレイさがインクで汚れていては台無しになるため、その点には注意が必要です。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
エス・テー・デュポンのボールペン・デフィ。洗練されたデザインが実にカッコいい!
です。
一本は持っていたい高級ボールペン。
一生モノと言える、自分が気に入ったオシャレなペンを見つけることができ、見る度に心が踊ります。見た目の高級感・重み・書き心地三拍子揃った高級ボールペンはなかなかありません。そんな具合の良いペン、また探したいです。