「IDEA NOTEBOOK EDiT (アイデアノート・エディット)」に込められた工夫の数々。
上から下へ連なる縦型ではなく、真ん中から螺旋状にひろがるイメージの横型フォーマット。7mmのドット方眼 + 3分割ガイド。そして、簡単に着脱ができる付箋ボード。これらの要素が詰まった「考えること」に集中できるリングノート、それが今回紹介するマークスの「IDEA NOTEBOOK EDiT (アイデアノート・エディット)」です。
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記事の内容をざっくり紹介!
- サイズはB5変型。そして、ヨコナガスタイル!
- 汎用性あるサイズの付箋付きボード。アイデアの移動も簡単に!
- 7mmドットが入った中紙。付箋を貼った時のコトも考えられてる!
- まとめ: アイデア出しに特化で適材適所。シンプルかつ優秀できっと役立つ「アイデアノート・エディット」(MARK’s)
目次(ざっくり内容紹介)
サイズはB5変型。そして、ヨコナガスタイル!
B5サイズだけど、ノートしては 馴染みの薄いヨコ型仕様になっています。
クリエイティブな思考を育て、アイデア発想用ノート「アイデアノート・エディット」。
思いついた ふわっとしたアイデアは言語化できる方が少ないものの、見える化はしたいもの。そんな直感的に捉えた「思考」に沿いやすいのは「ヨコ型」とのコト。
また、想定される使用シーン(ビジネスの場…etc)も良く練られています。ダブルリング製本なので半分の大きさに折れ、机の上で書くときには省スペース。そして、ゴムバンド付きなので携帯時にも収まりが良くて バラつくこともなく、表紙の質感もそこそこ品が良かったです。
(カバーは、「ミッドナイトブラック」「カナリアイエロー」「アプリコットオレンジ」「ミストグレー」の4色展開。価格差は、後述の付箋ボードがアリのタイプと無しのタイプ。)
汎用性あるサイズの付箋付きボード。アイデアの移動も簡単に!
アイデアノート・エディットがアイデア発想ノートだからこそ、ノートに付箋ボードがアル!
ノート本体にセットできる「PP製付箋ボード」も特徴のひとつです。ポストイットより蛍光色の強い付箋がはじめにセットされていますが、一般的なサイズ4種なので補充も可能です。
また、このボードにはフックが付いており、リング部分に引っ掛けることも取り外すことも容易です。付箋をすぐ使える定位置を保ちながら、ボード自体も物理的に動かすことができるので、アイデア出しの邪魔になるようなストレスは 微塵も感じませんでした。
7mmドットが入った中紙。付箋を貼った時のコトも考えられてる!
薄い青色の7mmドット方眼フォーマットは、文字や図形を書く際の適度なガイド役。
ページの上部には「テーマ」と「日付欄」、そして下部には「3分割用のガイドマーク」がこっそり入っています。ちなみに、書き心地としては 万年筆で書いた場合には線が滲み ボケるので(表面のみ使うコトを想定)、「プラマン」のような水性ペンで書くのが 個人的な好みです。
それから「なるほど!」と感じたのは、ノートからふせんを剥がしてみたときのことです。
紙の厚みと付箋の接着の強さのバランスが丁度良く、ノートに波打った痕跡はありませんでした。アイデア出しで感じかねないイライラの種を徹底的に排除した「きめ細かさ」に感嘆しました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
アイデア出しに特化で適材適所。シンプルかつ優秀できっと役立つ「アイデアノート・エディット」(MARK’s)
です。
取り入れたい細かな観点が良かった「アイデアノート・エディット」。
「月光荘のスケッチブック ウス点」をずっと使っていたこともあり、アイデアノート・エディットの思考の流れを邪魔しない横フレームの効果やドット方眼の快適さは既に実践済みでした。
そのため、アイデアノート・エディットが発表されたときのインパクト、実は、それほどではありませんでした。(現在は、A5サイズのシステム手帳バインダー・HIRATAINDERをヨコにしてアイデア出しに使っています。)
しかし、せっかく手に入れたこともあって「アイデアノート・エディット(IDEA NOTEBOOK EDiT)」をしばらく使ってみたところ、細部にいたる気配りを実感しました。
たとえば、付箋シートの脱着の仕組みです。実はHIRATAINDERを使っていて、無地の紙の下にひく「下敷き」が取り出しにくく、ストレスを感じていました。でしたが、付箋シートのカギツメの形状を参考に、6穴全てではなく、2点のみで止めるように切ったところ、取り外しがとてもスマートになりました。この効果にホクホクです!
ちなみにですが、このアイデアノート・エディットは第24回日本文具大賞を受賞しました。ISOTの場では、他にもキニナル横長 + 横開きノート(新日本カレンダーの365notebook PRO)を見つけたので、もしかすると、この手のノート続々と増えてくるかもしれません。
(※本製品は7月8日から一部先行販売開始のようでしたが、立川のLOFTで発見。)