リーンクリップには、クリップの黒い部分がない! 『綴じることへの美学』ひしひしと感じます

ligneclipse「ダブルクリップは、事務的でオシャレじゃない…。」

しかし、これにもオシャレ時代がやってきました。今回紹介するクリップ「リーンクリップ」は素材を統一することで飾らないシンプルさがオシャレになり、そしてこれこそ機能美ともいえる働きも持っています。値段もお手頃で、思わずときめいたそんなシンプルなクリップです。

記事の内容をざっくり紹介!

  1. あの黒い部分が取り払われ、素材だけのナチュラルデザイン
  2. これぞ機能美! クリップしても奥の字が見えるようになった!
  3. まとめ: 無駄を排したシンプルなダブルクリップ。机の上にあるだけでなんかオシャレ!

 

あの黒い部分が取り払われ、素材だけのナチュラルデザイン

DSCF9636従来のダブルクリップについていた、挟むための黒い鉄板部分がありません。

このリーンクリップの副題には、「綴じると言う名の美学」と銘打ってあります。素材が統一されることでワイヤーのシンプルな良さが活かされる形になっています。今まで野暮ったく事務的でオシャレとはかけ離れていたダブルクリップが、サンケーキコムさんの手によって生まれ変わりました。

今まで黒い鉄板部分に装飾(柄入りやモチーフ付き)をつけたダブルクリップはあった印象ですが、黒い部分を無くしシンプルにするという発想のダブルクリップは、ほとんど見かけることがなかったので、見つけた時には思わず惚れ惚れとしてました。

DSCF9634DSCF9637ワイヤーのみの構成で素材感を存分に出しつつ、構造もシンプル。

曲げたワイヤーを巻き付けて固定し、この部分で同時にバネの役割も担います。留める力はダブルクリップとほぼ同等です。実用性もしっかりと維持しつつ、素材本来の魅力を引き出しているリーンクリップは、既存ダブルクリップに比べて鉄材使用量を20%削減したエコな商品でもあります。

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これぞ機能美! クリップしても奥の字が見えるようになった!

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リーンクリップから鉄板部分を排したことは、デザインだけの問題ではなく機能的に重要な意味を持っています。それは、クリップしても後ろの字が隠れないという点です。たまたま端に書いていた手書きのメモや見出し部分の文字が重なりません。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

無駄を排したシンプルなダブルクリップ。机の上にあるだけでなんかオシャレ!

です。

 

私は、紙を留める時にはホッチキスよりもクリップで留める方が好きです。

今まで動物柄や顔文字柄のような可愛らしいクリップを使っていたのですが、こんなシンプルな「ワイヤー」を主張したようなリーンクリップを発見したので、今度からはこれを使っていこうと考えています。また、リーンクリップの耐久性について心配しつつ、ダブルクリップの由来について調べてみたところ、こんな写真を見つけました。(1915年開発者Louis E. Balzleyのスケッチ) 開発当初も黒い部分ありきで考えていたんですね。

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