スタンプを紙の上にセットし押し込むだけで印字できる、シャイニーのセルフインキングスタンプ(自動回転印)。
スタンプには、一回一回インクをつけるタイプのものや元々インクが沁み込んだ「浸透印」と呼ばれるものが有ります。しかし、今回の記事で紹介するシャイニーのスタンプは、インクパッドを内蔵した、グイと押し込むだけで捺せる異なる仕組みのスタンプです。
一度使ってからというもの、インクをいちいちつける必要がない手軽さと音の楽しさがクセとなりました。今では、カンタンに捺せるスタンプとして すっかり常用アイテムの一つになっています。
記事の内容をざっくり紹介!
目次(ざっくり内容紹介)
シャイニーのセルフインキングスタンプ(自動回転印)を愛でる。
この小ぶりな日付スタンプ「Mini Dater S-300」の大きさは、高さ72mm × 横40mm × 奥行き26mm。
カチャッという音を奏でつつ、印字部分が自動で回る動作が面白い。
紙の上にセットして押し込むだけで使えるといえば単純。
ですが、その合理的な使いやすさを生むカラクリが興味深く、どうなってるのだろうと知りたくなり、ついつい何回もカシャカシャと押したくなります。
押すだけの簡単ぶりを支える、スタンプ部分・グルリ180度自動回転。
力をかけていない本体を裏返すと、印面の反対側が見えます。
回転の仕組みとしては、まず、本体の上から押し込むことで、中に隠れていた印面が降りてきます。次に、降りてくる際に通る道筋(横の跡)と印字側の作用点によって、グルリと180度回転しながら押し出されてきます。そして、スタンプを捺し終えると、印面は先程の道の逆を進みながら元に戻ります。戻るとそこには内蔵のインクパッドが待機しており、連続捺印でもインクの供給が追いつきます。また、普段使わない場合には、常に印面がインクパッドに付いている為、すぐさま使えるスタンバイ状態です。
そのため、シャイニーのセルフインキングスタンプは、普通のゴム印のようにスタンプパッドも一緒に取り出してインクを付ける必要も無く、浸透印のようにキャップさえ外す必要がありません。片手のワンアクションで、サッと捺せる使い勝手の良さを大変気に入り使い続けています。
地味にスゴいと思ってる存在、シャイニーのインクパッド
下を向いてるとはいえ剥き出し状態。しかし、けっこう使える。
インクパッドの色は黒と青と赤の3種類あり、カートリッジ式なので簡単に交換が出来ます。簡単なことは大歓迎なのですが、もしかしたらインクがすぐにでも乾燥してしまうのかと考えていました。
しかし、そんな心配も杞憂でした。3年近く使っていますが、今のところ擦れなど全く起きていません。通常のインクパッド事情はよく分かりませんが、一度もストレスなく使えているので想像を超えていました。
日付印は特にお気に入り + 最近仲間入りした「キリトリ」タイプ
日付印は「Mini Dater S-300」、もう一つは「Printer S-831」(icco nicoプロデュース)
日付印の形式は、例えば今日だったら15 SEP 2014という風になります。5mm方眼に丁度良く、割と読みやすいフォントだったことも使い続けた要因です。もう一つは、icco nicoというユニークなマスキングテープを発売しているメーカーの「キリトリマステ」から派生したスタンプです。✄———— キリトリ ————✄ がユニークであり、一日の区切りに使ったりしています。
この他では、自分で組み合わせてスタンプに出来るキット「Printing Kit (プリンティングキット)」が気になっています。
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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
回転自動印は便利! 小さくてシンプルは文具の良条件♪
です。
日付スタンプを欲しいと思った際に候補にしたのは、このシャイニーのmini daterとCOLOPのものでした。
結局、シャイニー(Shiny)のmini daterを購入し、使い続けているので満足しているのですが、COLOPのものも試してみたいです。ついでのまめ知識ですが、割と最近まで私はシャイニーをドイツのメーカーだと思っていました。しかし、実際は1957年に台湾で創業したスタンプの老舗メーカー「三勝文具」の独自ブランドです。そのことを知ったときには、けっこう驚きました。(なかなかのセンスの良さと、楽天某ショップの説明書きにドイツの老舗と書いてあって誤解したのかもしれませんw)