捨てるには勿体ないけど、短くなった鉛筆はやっぱり使いづらい…。
そんな小さいチビの鉛筆同士をつなげて、長くできる鉛筆削りがあります。それが今回紹介する「つなぐえんぴつ削り」こと「TSUNAGO」(中島重久堂)です。 ゴリゴリと作業をしながら、丁寧に手間を踏むことで紡がれる鉛筆。鉛筆一本を大事に使うこと、考えさせられました。
記事の内容をざっくり紹介!
- つなぐ鉛筆削り「TUSNAGO」のダイヤルは三段階で役目別!
- 楽しみながら作業する為にも、付属の取扱説明書は熟読必須!
- 作業その1: 鉛筆後部に凹の穴を開けるために、ひたすら回す、まわす。
- 作業の続き: ドッキングさせるために凸型に削ります、削ります。
- まとめ: 繋げる形を作る鉛筆削り・TSUNAGO。もったいないの精神が見える?
つなぐ鉛筆削り「TUSNAGO」のダイヤルは三段階で役目別!
鉛筆の尻に凹の穴を開ける為の第一穴、鉛筆の先っぽを凸の形に対応させるべく削る第二穴、そして、整えるための第三穴の3段階です。ではでは、取扱説明書を参考に使ってみます。
楽しみながら作業する為にも、付属の取扱説明書は熟読必須!
けっこう重要! 使用上の注意は必ずチェック。
- TSUNAGOは鉛筆をつなぐ鉛筆削り器ですが、鉛筆をつなげる道具として企画製造されています。作業においては少しコツをつかむ必要があります。説明書も参考に、工作をするように楽しみながらお使いください。
- 本器には削り刃とキリがついています。取扱に充分注意を。
- お子様が利用されるときは、必ず保護者の方と一緒にお使いください。
- 加工ができる鉛筆 = 6角や丸鉛筆、太さが7mmから8mm未満の通常サイズの鉛筆。芯が3mm未満に限ります。また、色鉛筆等は加工できない場合もあります。そして、金属、樹脂、ゴムなどが付いた鉛筆及び紙製鉛筆は使用できません。
- 長い鉛筆をつながないでください。つなぎ足して18cm以下になるようにしてご使用ください。
- 鉛筆の品質等によりキリ穴をあけるときに木にヒビが入る事もあります。支障のない程度にてご利用いただくか、木工用接着剤にて補修してご利用ください。
- つなげる鉛筆同士、必ず木工用接着剤でつなげてください。しっかり接着しないと、通常の 鉛筆削りを利用時につなぎ目がはずれてしまい支障をきたすことがあります。ご注意ください。
- 製品の仕様及びデザイン、サイズは改良のため予告なく変更する場合があります。
参考LINK: つなぐえんぴつ削り TSUNAGO|中島重久堂
作業その1: 鉛筆後部に凹の穴を開けるために、ひたすら回す、まわす。
鉛筆を繋ぐ際の肝は凹穴です。コツを掴むまで、けっこう時間が掛かりそうです…。
鉛筆の後ろ部分をキリで、赤い線に届く程(約2.5cm)、凸を受け入れるに充分な深さを開けていくことになるので、この作業が最も大変です。「尖った鉛筆の先を気をつけるように」という注意点があった為、鉛筆のキャップを付けて回していたのですが、なかなかの時間を要しました。
慣れてくると、30秒程で穴を開けることができると書いてあったので、早くコツを探し当てたいと思います。(最初の一本は10分近く掛かりました。)
作業の続き: ドッキングさせるために凸型に削ります、削ります。
さらに小型の鉛筆(凸)として削れる。直角までシッカリと!
3の穴で木くずも整えながら、凸を成形していきます。この一連の作業を着実にこすなと、2つの鉛筆の凹凸が綺麗にピタッと繋がります。そして、木工用接着剤でしっかりと固定してあげれば、小さかった鉛筆が生まれ変わりました。(↓ made in Germanyのトンボ鉛筆が出来上がりました。)
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
繋げる形を作る鉛筆削り・TSUNAGO。もったいないの精神が見える?
です。
鉛筆ホルダーを使用するため、鉛筆をよく半分の長さにしていました。
そのため、ちっちゃな鉛筆が溜まることも多く、でも捨てるに捨て難い状況でした。そんなときに登場したTSUNAGOは救世主かと思いました。初期ロットの注文募集のときに頼んでおいたのですが、商品到着をいまかいまかと待ち望んでいました。
家にある短い鉛筆を探しては、どんどん繋げたくなる画期的な鉛筆削り・TSUNAGO。(尖らす機能はありません) 短すぎる鉛筆は回しにくかったり、手が汚れることもありますが、コツを掴むべく弄ってます。(解体したい…。)
しっくりとうまく繋がると、なんでこんなにもテンションが上がって嬉しいんでしょうか??♪