ゼブラの替え芯を「4C規格」として使ってた人、要注意! ホントは互換性がないので「留め具」を広げる!?

4c-zebra-isnt 4C規格に対応しているボールペンに、ゼブラの替え芯を入れて使っている。

私はこの方法で永らく多色ボールペンを使っていました。実は、この行為がボールペンを壊すことにもなりかねません。私と同じ使い方をしていると、大事なボールペンに不具合が出る可能性が高いことを伝えるため紹介したいと思います。

記事の内容をざっくり紹介!

  1. 私のLAMY2000が陥った症状。ボールペンの芯が抜け落ちる…。
  2. 原因究明。ある一つの色担当の留め具(筒)が緩くなっているようです…。
  3. 「4C規格芯」リスト。わずか0.1mmの差でも不具合出ます。
  4. まとめ: ボールペンを使ってる途中に「するり」と落ちてビックリ…。

 

LAMY2000が陥った症状。ボールペンの芯が抜け落ちる…。

私が「LAMY2000」を購入したのは、4年前のことです。

しかし、LAMY純正リフィルの書き味が気に食わなかったので当時ネットで調べました。調べてみたところ、適合があるらしく使っている人も多い印象をもったZEBRAのシャーボXの替え芯「4C-0.7」を使うことにしました。

その後、他メーカーの4C芯を使っていたところに、先日の三菱鉛筆のジェットストリームの4C替え芯の発売のニュース。早速使いたいと思い、LAMY2000に装備しました。

関連記事: LAMY2000の4色ボールペンは、今も色褪せない名品。飽きがこないデザインと永く愛される機能を持つ!≡

 

DSCF9846 LAMY2000に「ジェットストリーム」の4C芯を入れて数日が経ちました。

しかし、ノック部分を押して一つの色を使おうと思った時に、芯がポロッと落ちてきてしまいました。

DSCF9847 普通は、この位置で止まる筈です。(写真は、LAMY純正リフィル)

この後、手持ちの「4C規格芯」を装着して試してみましたのですが、ゼブラの替え芯以外はどれもカポカポと抜けてしまいました。

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原因はクリップ部担当の留め具が緩くなっているようです…。

DSCF9850

LAMY2000は「振り子式」という仕組みで芯が出てきます。対応する色を上にしてノックをすることで、その色が出てくるのですが、黒の場合はクリップ部分です。どうやら、そのクリップの部分(写真一番上の穴)に「4C規格芯」をいれると、抜け落ちてしまうようでした。実は、ジェットストリームを装着しようとした時点で、普段とはなにかが違う「留め具が全く働いていないすぽすぽとした」感覚は実感していました。

こんな症状になった記憶を辿ってみた所、このクリップに対応する部分にはゼブラの替え芯「セピア」を長い間使っていたことを思い出しました。他の色には、ゼブラの替え芯をあまり使っていなかったこともあり、クリップ部分にのみ影響が出てしまったようです。

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「4C規格芯」リスト。わずか0.1mmの差でも不具合出ます。

参考URL: http://www.jwima.org/pen/

 

4C規格芯は、主に多機能ボールペンに入っている長さ67.0mm×軸径2.3mmの金属芯の総称です。

芯の規格は同じなので互換性があるため、非常に使い勝手の良い替芯といえます。しかし、商品名称に「4C」と銘打ってあるものの、規格外(軸径2.4mm)のものもあります。それが、ゼブラの替え芯です。それを使っていると、内部の機構に比べると太く、互換性がないため不具合が発生するリスクが高まります。その差はわずか0.1mm。しかし、合わないものは合いません…。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

ボールペンを使ってる途中に「するり」と落ちてビックリ…。

です。

 

集中して書いている間に、まさか芯が落ちてくるとは思ってもいませんでした。

もしかするとLAMY2000の寿命だった恐れもありますが、ZEBRAの替え芯がキッカケをもたらした可能性は否定出来ません。他の留め具は壊れてませんので…。今迷っているのは、このLAMY2000の使い道です。一つだけだった留め具の不具合が、もう1箇所出そうな気配があります。他の替え芯にうつる未練は断ち切って、ZEBRAの替え芯を入れるために使おうか、もう一本買っちゃおうか、などいろいろ迷ってます。

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