深みのある青が美しい万年筆用インク・アニバーサリーインク「オーシャン」(エルバン)入手。
記事の内容をざっくり紹介!
- エルバンのアニバーサリーインクとは?
- アニバーサリーインク オーシャンで書いた感触
- 実は、万年筆にインク吸入をする際に手間取った…。
- まとめ: 高貴な藍色インク。地球儀に使われるような深い海の青が素敵!
目次(ざっくり内容紹介)
エルバン(J.HERBIN)のアニバーサリーインクとは?
エルバン(J.HERBIN)はフランスのメーカーであり、日本ではガラスペンや封蝋(シーリングワックス)の製造メーカーとして有名です。そのエルバン創業は、なんと1670年のコトでした。
そして、2010年。創立340周年を記念した限定インク・アニバーサリーインク1670が発売になりました。その第一弾は、エルバンのブランドカラー「カーマイン(洋紅色)」でした。
当時、国内入荷後即完売となって諦めていたのですが、なぜか2013年(創業343年)にカーマインは再販、そして新色である「オーシャン(青色)」も発売された次第です。(追記: 2015年にストームグレー発売に。)
凝ったガラス瓶に入った限定インクをたのしむ。
青色の封蝋のキャップ、ガラス製インク瓶の正面には銀色のシーリングワックス(封蝋)で「1670」という刻印があります。容器にもお金を使った非常に凝った作りとなっています。
アニバーサリーインク オーシャンで書いた感触
この色に惹かれました。
書いた直後はエルバンの代表的な色である「ヴィオレパンセ(すみれ色)」を思わせてくれます。そうして書いて時間が経つにつれ、青く染まっていく変色インクです。他の青系インクが持つ色合いと比べてみると、エルバンのアニバーサリーインクは「藍色」という印象です。
フランス国旗を思い出すような落ち着きと深み、そして艶やかさもある色合いです。
実は、万年筆にインク吸入をする際に手間取った…。
インク瓶の口が小さく、吸入に苦労しました。
インク瓶の口の直径を測ってみた所、おおよそ14mm。そして、吸入させる万年筆 モンブランのマイスターシュテュック146は13mm。インクを吸入させるために入れてみたところ、思いのほかギリギリで少し焦りました。
幸い、手持ちの万年筆ではインクを入れることが出来ましたが、もっと軸径が太い万年筆だった場合、どうするんでしょうか…。また、まだインクの量は充分なのですが、残り少なくなり吸い上げが難しくなったときの対策を考えないといけない、と思っています。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
高貴な藍色インク。地球儀に使われるような深い海の青が素敵!
です。
モンブランのミッドナイトブルーをやめ、この色に辿り着きました。(今は、ロイヤルブルーに)
今までマイスターシュテュック146には、純正のミッドナイトブルーを入れて使っていたんですが、どうにも万年筆のフローの調子がおかしく擦れてしまうことも多々あったので、気分転換の意味を込めて使うのを止めました。
近々、そのミッドナイトブルーの成分が変わり、耐水性が低い一般的な染料インクになるらしいです。古典ブルーブラック・ミッドナイトブルーの色合いに愛着があるので買いたすべきか迷っています。
from GENKI (@genkiszk)☀