カステル9000(ファーバーカステル)は強度・滑らかさを兼ね揃えた鉛筆の老舗によるスタンダード品。無難に仕事をこなす姿は鉛筆の鏡

castel9000世界的に普及している高品質な鉛筆、ファーバーカステルの「カステル9000番」。

いまのエンピツをかたちづくったのは、ドイツのファーバーカステル社だと言われています。そんな鉛筆の老舗によるスタンダード品こそ、今回紹介する「カステル9000番」です。

記事の内容をざっくり紹介!

  1. 硬めに感じる芯。メーカーによる硬度設計は一定値ではない。
  2. カステル9000番のボディに刻まれた「SV」は??
  3. まとめ: 納得の品質。バランスがとれた鉛筆の名作「カステル9000番」。

硬めに感じる芯。メーカーによる硬度設計は一定値ではない。

DSCF1359DSCF1361DSCF1364DSCF1365DSCF1592DSCF1593国産鉛筆の高級品「Hi-uni・ハイユニ」(三菱鉛筆)と、「カステル9000番」を比較してみる。

同じ濃さ(Bと8B)の鉛筆を比べて書いてみると、カステル9000はハイユニよりも硬く、カッチリとした感触が手に伝わります。9000番・Bのサリサリと乾いた書き心地、クセになりました。

つまり、鉛筆の硬度はメーカーによって異なります。(※参考目安: Hi-uniよりも2段階薄い(-2)硬度がカステル9000番の濃さです。9000番・Bの濃さは、Hi-uniならばFかHに相当します。)

また、9000番のもう一つの特徴として、芯の持ちがとても良いことが挙げられます。多少、芯の先が丸まってきても、字に出る影響が少ないです。ちなみに、Hi-uniの芯は、よりしっとりとしていて滑らかな分、紙に置いてくる黒鉛の量が多いようで芯の丸まりが早く感じます。

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カステル9000番のボディに刻まれた「SV」の意味は??

DSCF1594DSCF1595SVセキューラル(=SV芯接着方式)で、芯の折れにくさを実現!

鉛筆内部では「芯」と「木軸部」がしっかりと接着され、芯が折れにくい構造(=ファーパーカステル独自のSV芯接着方式)が使われています。もしも、芯部の接着が甘く、芯が遊んでしまうとちょっとした衝撃にも弱く、ちょっと使うのに心もとないです。

また、内部で芯折れが発生すると、芯がスポッと抜けることが多くなり、使っているときのストレスになりえます。芯折れに対応しているコトも、9000番が厚い信頼を受けている証です。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

納得の品質。バランスがとれた鉛筆の名作「カステル9000番」。

です。

 

丸くなりにくく、それでいて滑らか、そして折れにくい高品質な鉛筆に、なるほど!

日本の場合、カステル9000番以外にも、三菱鉛筆のハイユニ、トンボ鉛筆のMONO、そしてステッドラーのマルス・ルモグラフあたりは手に取りやすく、それでいて各メーカー最高クラスの鉛筆を気軽に使うことができます。なんとも贅沢なコトです。

そういえば、ファーバーカステルは超豪華ハイエンド伯爵モデル「パーフェクトペンシル」を商品ラインナップに備えています。そこに採用されているBの書き味は果たして一緒なのかキニナルところです。

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