大ヒット中の流行ものボールペン、消えるボールペンこと「フリクション」。
ボールペンで「消える」という便利さに惹かれ、フリクションはよく使っていました。しかし、しばらく使っていたところ、「消える」ことでの失敗も数多くやったことがあります。
フリクションは、60℃以上でインクの色が透明になり、マイナス10℃を下回るとまた色が復活する性質を持っているため、冷やすことで消えた文字は復活します。しかし、これはあくまで緊急事態に留めるべき。
今回は私が実際にやったフリクションでの失敗例と冷やして復活させた後に起きた悲劇について紹介したいと思います。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 実際にやった消えるボールペン フリクションでの失敗例
- 冷凍庫で冷やして復活させた後に起きた悲しい結末
- まとめ: 消えるボールペン「フリクション」は適材適所で使う。修正できるリスクも考えつつ、保存用は微妙!
目次(ざっくり内容紹介)
実際にやった、消えるボールペン「フリクション」での失敗例
- 暑い中、車のダッシュボードに放置したところ字が読めない…。
- パソコンの下にメモ用紙が入ってしまい、字が消えた…。
- 紅茶カップを乗っけたところ、見事に消える…。
- 目的の字を消そうと擦っていたら、手帳の裏のページの字も消えてしまった…。
一つ目は、車の中で起きたことです。
フリクションでメモをした紙を、車のダッシュボードに置いて昼食に出かけました。帰ってきて車に乗り、次の予定であるメモを確認しようとしたところ残念ながら消えていました。
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2つ目は、パソコンの作業中。
調べておきたかったこと、一言メモなどをフリクションで記入していました。
多くの資料を広げ、パソコンで作業していたら、運悪くその紙がパソコンの下に入ってしまいました。そうしたら、パソコンが当たっていた部分の手書きメモの字が消えていました。
3つ目は、2つ目同様、作業中に…。
温かい紅茶を飲みつつ、作業していたところ、運悪くティーカップの下敷きになってしまい文字が消えていました。
最後が、私にとって一番の痛手! スケジュール帳の裏。
予定の変更(リスケ)が発生したため、消す為にこすりました。
自覚はなかったのですが、恐らくしっかりと消す為にゴシゴシと力を入れていた筈です。その時には気付けなかったのですが、裏側にあった翌月の予定も熱が伝わったようで消え去っていました。
2つの予定が見えなくなってしまい、一つは人と会う予定、もう一つは大学の講義の試験でした。人と会う予定は幸いその人が確認の連絡をくれたので気付けました。しかし、試験の日程は1週間すっかり勘違いしてしまい、その科目の”単位を落とす”という苦い経験となりました。
私がやった失敗談は、すべて「不注意」や「管理能力不足」だから起きたこととも言えるのですが、こんなつい「うっかり」がないとも限りません。恥を忍んで失敗談を紹介してみました。
冷凍庫で冷やして復活させた後に起きた悲しい結末
消えていたすべての文字が戻ってしまう為、判読が厳しいこともあります…。
フリクションは手軽に修正が出来るため、こすって消す機会は想像以上に多いです。簡単に消えるので、ちょっと書き損じをなかったように綺麗に出来ます。また、消した上から別のことを書くことが出来ます。
このような通常の使い方をしてる場合にも、緊急事態で冷凍庫やコールドスプレーで冷やして戻すという荒療治を行う場合には「代償」があり、意図した形では戻りません。
パイロットの注意書きには「証書、宛名書きには使用できません」とあります。また、保存したい文書にもフリクションを使わないのが得策といえます。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
消えるボールペン「フリクション」は適材適所で使う。修正できるリスクも考えつつ、保存用は微妙!
です。
今は、消えるボールペン「フリクション」は 自習で問題を解くときのみに使っています。
問題集を何回転もして問題を解く時に、熱を与える(ドライヤーをふっかける)ことで、すべて消えてくれるのがフリクションを使っている理由です。そして、手帳に書く筆記具からフリクションは除きました。
上の反省点を活かして、今は紙の手帳でのスケジュール管理では消した痕跡が残るように普通の万年筆で書いています。(見にくくなったら、蛍光テープで目立たせる。) また、Googleカレンダーとも併用してスケジュールは管理しているので、柔軟に変更したり見やすさという点は、デジタルツールに任せる形で運用しています。