「第26回 国際文具・紙製品展 (ISOT2015)」レポートの後半戦。魅力的な新商品、盛り沢山 !
7月8日~10日の3日間に渡って 東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の商談会「国際文具・紙製品展 (ISOT)」。前半の記事では気になった6点を紹介したのですが、今回は デザインフィル、ヤマト、リヒトラブ、カール事務器、ゼブラ、シヤチハタ等をピックアップします。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 【デザインフィル】 MDブランド、キモチを届ける文具に拡張!
- 【ヤマト】 手でちぎれるフィルム付箋・CHIGIRU (チギル)
- 【リヒトラブ】 変形するパンチ「コンパクトパンチ」〜コンパクトな形状から本格的な姿に ワンタッチでトランスフォーム〜
- 【カール事務器】 アルミ素材の穴あけパンチ「MR.PUNCH (ミスターパンチ)」は、結構カッコイイ!
- 【ゼブラ】 デルガードの激推しを見つつ、水拭きで消せるマッキーの極細タイプに夢中!
- 【シヤチハタ】 オリジナルスタンプが作れる! 話題のマシン「OSMO (オスモ)」
- まとめ: 参考出展も含めて、文房具のトレンドを見れるISOT。来年も楽しみ♪
目次(ざっくり内容紹介)
【デザインフィル】 MDブランド、キモチを届ける文具に拡張!
出典: デザインフィルのサイトより – http://www.designphil.co.jp/isot/2015.html
凝った演出・見せ方が毎年の楽しみになっている「デザインフィル」のブース。
気持ちを伝えたり 残したり、使う人に寄り添う道具で暮らしを豊かに。そんなテーマに沿って「色紙」や「便箋」、ちょっとしたキモチを届けるお手軽なものまで 様々な製品が展示されていました。その中で特に気になったモノは「MD用紙の風合いを活かした便箋と封筒」です。
MD(ミドリダイアリー)用紙が使われた「MDノート」は 発売以来ずっと愛用している熱烈なファンです。そんな書き味が良いのは勿論、シンプルな雰囲気でシーンを選ばない、男性にも使いやすい一筆箋、便箋、封筒の登場は 心待ちにしていたモノでした。(2015年10月発売予定)
【ヤマト】 手でちぎれるフィルム付箋・CHIGIRU (チギル)
必要な形・大きさに ちぎれる新しい付箋、ヤマトの「CHIGIRU (チギル)」。
板状に巻きつけられたフセン「CHIGIRU (チギル)」の特徴は、付箋全体に5mm方眼のミシン目が入っており、好きなサイズでちぎって使えるコトです。「もう少し長く、細く」など 従来の付箋で感じていた不便が解消出来そうなので 便利に使える可能性は大です。(8月3日発売予定)
そういえば、今年の文具大賞機能部門にノミネートされた「カンミ堂のペントネ」の素材も合成紙でした。フィルムタイプの付箋は機能面での進化を牽引しそうなので、今後も注目です。
【リヒトラブ】 変形するパンチ「コンパクトパンチ」〜コンパクトな形状から本格的な姿に ワンタッチでトランスフォーム〜
変形する穴あけパンチは珍しい? リヒトラブのコンパクトパンチ。
ハンドル部分があるため、どうしても「奥行き」で場所をとりがちな穴開けパンチ。
しかし、コンパクトパンチの場合は、使う時には ボタンを押すことで ハンドル部分が観音開きのように開き、しっかりと使えるサイズ感を確保します。一方、収納時には、そのハンドル部分が体内に取り込まれる仕様になっているため薄くなり、携帯性が向上します。(展開時のサイズ: 幅99mm × 奥行52mm ×高さ56mm ⇆ 収納時のサイズ: 幅99mm × 奥行18mm ×高さ37mm)
保管スペースに制限がある場合は、この穴あけパンチを候補にしてみては いかがでしょうか?
【カール事務器】 アルミ素材の穴あけパンチ「MR.PUNCH (ミスターパンチ)」は、結構カッコイイ!
スタイリッシュな穴開けパンチへの変革。カール事務器のMR.PUNCH (ミスターパンチ)。
ゴツくて重々しい「ザ・事務用品」というイメージがある穴開けパンチ。
そんなイメージを払拭すべく、アルミ材を使って「軽さ」「穿孔力」そして「デザイン」に主軸を置いた斬新な穴あけパンチ・MR.PUNCH (ミスターパンチ)が発売されます。(しかし、カール事務器の「アリシス」を使っていて、特に不満がないだけに、買うべきか否かは迷いどころ。)
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【ゼブラ】 デルガードの激推しを見つつ、水拭きで消せるマッキーの極細タイプに夢中!
ボードマーカーとしても有用な「水拭きで消せるマッキー」。 今までは黒、赤、青の3色展開でしたが、新しく5色(水色、緑、黄、ピンク、オレンジ)と極細タイプが仲間入りしたため、使用シーンの幅が広がりました。(参加型イベント「SARASAでキレイ文字」も楽しかったです。)
【シヤチハタ】 オリジナルスタンプが作れる! 話題のマシン「OSMO (オスモ)」
シヤチハタブースの人気アトラクション「OSMO (オスモ)」 その場で簡単に作れる!
好きなフレームを選び、文字や手書きイラストを入力してデザインを決める。そして、マシンにスタンプの印面部分をセットすると、あっという間にオリジナルのスタンプを作ることができました。(思い思いのスタンプが作れたため、順番待ちの列は途切れることがなかったです)
ちなみに、今回お披露目されたタイプは、スマートフォンとの連動は出来ない等の制限がありましたが、実際に稼働をはじめるのは 2016年の初頭とのこと。今後、改良が進んでいけば、大人も子供も楽しめる面白くなりそうなサービスなので 今から期待に胸を膨らませています。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
参考出展も含めて、文房具のトレンドを見れるISOT。来年も楽しみ♪
です。
文房具三昧な三日間を「ISOT」のおかげで過ごせました。
普段は手に取る機会が少ないカテゴリーもドドッと一気に見れるので、(筆記具メーカーの出展が少なくなってきたものの) 大規模展示会さまさまです。
そういえば、「ブログに紹介したい!」と言って、写真撮影をお許しいただいたものの、前後半パートで紹介しきれなかった各メーカー様には申し訳ありません。発売が開始されたら購入し、記事を執筆する予定なので どうかご容赦ください。
そして前半パートに引き続き、年に一度の文房具ばなし限定イベント『ブンキョウ・ブングジャム』(8月29日開催)があるようなので告知〜。文具漬け、とっても楽しみです♪