万年筆で愉しんでみる馥郁とした香り。
万年筆のインクは数あり。メーカー純正のインク以外でも(自己責任で)使うことができる万年筆のインク。インクには、色々な種類があるため、自分の好みの色を探しているところです。そこで、今回の記事では、ずっと気になっていた存在、ちょっと変わり者な「エルバンの香り付きインク(インク・フォー・マン)」を紹介したいと思います。
▶目次へ
記事の内容をざっくり紹介!
- 「ウッド&レモン」のさっぱりとした香りが、ほのかに漂う。
- さっぱりするレモンのような香りの効能を探る…。
- 付属のガラス製インク瓶が、実はお目当て!
- まとめ: 香りインクも趣があって楽しい! でも、限定系は探すのが大変?
目次(ざっくり内容紹介)
「ウッド&レモン」のさっぱりとした香りが、ほのかに漂う。
紫っぽいバーガンディのくつろいだ色合いと爽やかな香り。
ミッドナイトブルー、ブラック、バーガンディの3色がある中で選んだ色。このバーガンディは、エルバンのムーンシャドウの色味に深みが混じったような、落ち着いていて優雅な紫色でした。香りという遊びが加わっているので、普段使わないユニークな色に挑戦するのも面白そうです。
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さっぱりするレモンのような香りの効能を探る…。
さりげなく香る、エルバンのインク・フォー・マン。
思わずペン先に鼻を近づけたくなる儚い香り。インクフォーマンの名が如く、男にも使いやすいサッパリ系の香りをついつい嗅ぎたくなります。ただし、香り付きのインクとはいえ、その香りは自分でしかわからないほど奥ゆかしいものです。そのため、受け取った相手が匂いを愉しむために使うよりも、自然な香りに満たされる心地良さを味わうため、書く気持ちを盛り上げるのに使いたいインクだと感じています。
使っていて良い気分転換、このインクのアロマ的効能(レモン系)を調べてみました。
レモンのエッセンシャルオイル(精油)は、はじけるような爽やかな香りが特徴です。
レモンの香りは、気分を明るくリフレッシュさせて、意識を冴えわたらせてくれます。また、集中力、記憶力を発揮したい場面でも力強い支えになってくれるため、勉強部屋や仕事場の香りとしても大変適しています。ある実験で、レモンの香りを室内に漂わせたところ、仕事のミス発生率が半分にまで低下するという結果が出ました。
勉強に集中したい受験生の方や、大事な仕事に集中して取り組みたい際に香らせると効果的です。この目的で使用する場合、ローズマリーとブレンドすると更に効果を発揮します。
勉強や作業との相性が良さそうなので、ローズマリー&レモンのコラボは早く試してみたいと思っています。
付属のガラス製インク瓶が、実はお目当て!
カット加工が施されて手がこんでいる、このインク瓶が欲しかった。
この香り付きインクは密封(香りがイメージ違いの場合も…)され、そもそも「香り」インクを風変わりなものというイメージがあり、おそらく持て余すだろうと考えていたので、手に取ることを迷っていました。しかし、付属のガラス製インク瓶が心を動かしました。
通常は、インク瓶に入って売られることが多い万年筆のボトルインク。しかし、この「インク・フォー・マン」は瓶とは別になっていて、自分で入れる必要があります。なかなかキレイでオシャレなインク瓶なので、入れればきっと映えてキレイだと想像できます。
インクを入れておく容器ではなく、ガラスペンの洗浄用水入れにしました。
蓋付きで水を入れる、ちょっとシャレた容れ物がピッタリ。
手軽に色インクを使うことが出来るため、ガラスペンやつけぺんは重宝する存在です。今までは、ガラスペンを洗うために蛇口まで持っていったり、コップを使っていたのですが、フタ付きの容れ物があればと探していました。そんなところに、良い塩梅のガラス製のインク瓶が見つかってホクホクとしています。(時期尚早ですし、使い勝手も合わなさそうですが、キレイなインクウェル・インクポッドは気になる存在です)
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
香りインクも趣があって楽しい! でも、限定系は探すのが大変?
です。
「香り」は好きずきがあるので、使うのも勿論、買うのも躊躇しがち。
今回のインクは、元々興味があったこと、近くの文具店で半額で購入できたこと、インク瓶がついていること等も含めて購入に踏み切り、結果オーライでした。実は、以前、ルビナートというメーカーが出している香り付きインク(古い革の香り)を嗅いでみたことがあるのですが、思わず「う〜む」と首をかしげるような、なんかしっくりとこないインクでした。
これ以外にも、エルバンには、ラベンダーの香りの青インク、アップルの香りのグリーンのインク、オレンジの香りのアンバーインク、薔薇の香りの赤インク、バイオレットの香りの紫インク等があります。アップルの香りは気に入ったのですが、つけペン用であり、持て余すことになるだろうと手を出せていません。