「万年筆サミット」の一コマ・トークイベントにて、万年筆関係諸々の話をきく。
2016年12月2日〜 4日の三日間に渡って、大阪梅田にある「NAGASAWA梅田茶屋町店」にて『万年筆サミット』が開催されました。この記事では、万年筆サミットのイベント・雑誌【趣味の文具箱】の編集長・清水氏 × 【神戸インク物語】の開発担当・竹内室長の座談の模様をお伝えします。
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記事の内容をざっくり紹介!
目次(ざっくり内容紹介)
神戸インク物語、十年の節目を迎える。
神戸インク物語、60色に到達。(2017年に満10年、二ヶ月に一色のペース)
[say name=”竹内室長” img=”https://genkiszk.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_0462.jpg”]「神戸発祥の文具をつくりたい、神戸の魅力を発信したい」という想いで始めた『Kobe INK物語』が来年で10年になります。やってこれて良かった、というのが素直な気持ち。[/say]
[say name=”竹内室長” img=”https://genkiszk.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_0458.jpg” from=”right”]まだまだ、つくりたいインクが沢山ある。次の61番目はピンク…。[/say]
神戸の景色をテーマにつくったKobe INK物語、神戸の夜を彩る。
Kobe INK物語のイメージカラーで、旧居留地の建築物7棟がライトアップ。
玄関口・DAIMARUは『学園都市フレッシュグリーン』の爽やかなグリーンのグラデーション。
他には、38番館が 温かいオレンジ色の『垂水アプリコット』、神港ビルヂングは レトロ感ある琥珀色の『有馬アンバー』、そして、チャータードビルは 神戸市の花・紫陽花色の『六甲シチダンカ』と『神戸ヒメアジサイ』などなど。(ライトアップは12月25日迄、実施予定。)
キップレザーシリーズに新商品!?
キップレザーをつかったオリジナルアイテム、限定色の「六甲アイランドスカイ」も好評。
[say name=”竹内室長” img=”https://genkiszk.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_0500.jpg”]ジッパータイプのペンケース(5本用と10本用)をまもなく発売予定。神戸インク物語の新色と合わせて、乞うご期待![/say]
趣味の文具箱 vol.40 〜万年筆インクの新しい世界〜 メイキング話
年に一回ペースで刷新される「インク特集」は 特に濃厚。「THE・インクの教科書」。
[say name=”清水編集長” img=”https://genkiszk.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_0478.jpg”]ぜひ見てもらいたいのは、綴込み付録「巻頭の万年筆インクカタログ全539色」と「色相でみるインクの色分布」。色再現は非常に大変でしたが、改めて感謝。[/say]
インクの性質を決める要素のひとつ「表面張力」を測定、今号のデータに追加。
インク特集を年一で行うにあたり、趣味文編集部では 新たな情報(40号では「表面張力」を測り、粘度との相関を探った)を入れるように心がけている、とのコト。この項目以外にも、ブルー系インクに絞った明度と彩度の分布など、興味深い内容みっちりで 盛り沢山。今号は特に入手推奨です!
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
想いの入ったメイキングを聞くと、ついつい買いたくなる♪
です。
話題に尽きるコトがなく、あっという間のトークショー。
万年筆好きにはたまらない 色気たっぷりの表紙写真のエピソード(数百枚撮った内の数カット / 背景を黒にする案もあったものの、おどろおどろしくなってやめたコト)や、小日向さんによる青インクの表情のハナシ(インクで違う世界に赴く)や にじみのハナシ。また、手書き人にまつわるコトや色見本のスピログラフ、新商品のコトなどなど物欲が大いに刺激されました。
万年筆サミット二日目のトークショーは恒例ときいたので、出来れば 来年も参加したいです♪