キャップレス・マットブラック(PILOT)が5本目の万年筆! 機動性に優れた超実用的な一本♪

capless キャップレス万年筆。

その不思議な形が面白く、取り回しが良さそうと購入したのが5本目の万年筆。「機動性」という大きな武器・実用性があるので重宝する一本。今回の記事では、その万年筆「パイロットのキャップレス・マットブラック」購入時の思い出、この万年筆の特徴について紹介しています。

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記事の内容をざっくり紹介!

  1. まずは、思い出に浸りながらの回想録です^^
  2. 書きたい瞬間に書き始められる稀有な万年筆。特徴をレビュー!
  3. キャップレスの機動性と手間を考えると、カートリッジの方が万能!
  4. まとめ: さすがはパイロットの仕事人万年筆! マットブラックの色合いも好み!

 

まずは、思い出に浸りながらの回想録です^^

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この万年筆を手にするまでに、既に4本が手元にありました。

段々万年筆にも慣れた頃、次に欲しい万年筆のイメージがおぼろげながらに見えました。次の万年筆には、使い勝手の良さ、つまり機動性があるものを選びたいと思っていました。万年筆は普通(私が持っている4本全て)、回転式のキャップによって乾燥を防いでいます。

使う為の落ち着くための余分な動作といえば聞こえはいいものの、この動作を面倒にも感じていました。キャップを回して外し、キャップを分かる場所に置いておく、そんな作業をせずに、さっと取り出してすぐに書きたい。しかも、万年筆の書き味がいいと無茶なことを思っていました。(キャップレスというノック式の万年筆の存在を知りませんでした。)

 

ときは、4本目の万年筆カスタムヘリテイジ91を購入のすぐ後。

色彩雫という万年筆用インクを購入がてら静岡県にある文具屋INKの馴染みの店員さんと万年筆談義をしていました。試し書きをさせてもらっている中で教えてもらったノック式万年筆の存在。探していたものがカチッとハマったような万年筆だったので欲しいなぁと迷っていたところ、キャップレスのマットブラックという無骨な色が発売されることも教えてもらいました。

そして、待つこと発売日。inkへと実物を見に行ったところ、マットブラックの真っ黒さに惚れました。持っていたカスタム74のような光沢感ではなく、梨地加工で実に落ち着いているルックスが私の心を揺さぶったのです。探していた目的と色が合わさったノック式万年筆キャップレス・マットブラック、購入することを決めました。

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書きたい瞬間に書き始められる稀有な万年筆。特徴をレビュー!

DSCF0799 DSCF0800 DSCF0801 ノックをしていない状態では、万年筆のペン先はしっかりと隠れています。

ペン先の反対部分がノック部分。これを押すことで、ニョキッとペン先が出てきます。また、クリップを持ってみると微妙な窪みが安定する指の固定位置を教えてくれます。特殊な持ち方をすると邪魔かもしれませんが、あまり気になりませんでした。

役目を果たす時には銀の得物をサッと出して仕事をする。この鈍い漆黒の姿も合わさると、なんだか忍者のように思えます。

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キャップレスの機動性と手間を考えると、カートリッジの方が万能!

DSCF0811 DSCF0812 他の万年筆ではコンバーターが主。でも、キャップレスは手軽にカートリッジが良いかも。

コンバーターも勿論使えます。普段はお気に入りの色を使うことを選ぶのですが、インクの消費量が多く、なくなったときの取り替えまで考えると無難にパイロットの純正カートリッジインキのブラックでもオッケーかと思っています。(純正のブラックはなかなか好きな色です。)

また、ペン先はFを選びました。M(中字)とも迷ったのですが、試し書きの時にトメ、ハネ、ハライがより書きやすかったのは細字でした。筆跡はニブが小さく、ボールペンに近い筆跡がありますが、軟らかさは万年筆のキモチヨサ。万年筆の滑らかで踊るような書き味でメモれて嬉しいです。

 

 

☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

さすがはパイロットの仕事人万年筆! マットブラックの色合いも好み!

です。

 

さっと取り出して、ワンノックで「万年筆」で書くことができる。

やっぱりアンテナを張ってると欲しい万年筆が浮かんできます、その分お金も飛んできます。普段は万年筆で書くという行為の前に、キャップを外すということは思考に入るためにも、万年筆を使ってるという満足感・自分に酔う感覚という意味合いでも好きです。ついつい今回の万年筆購入は、メモ書きにも万年筆を使いたいという贅沢で購入しました。ボールペンでは、やっぱりダメなんです。

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