「当たり前にあるボールペン」を作り上げた存在、パーカー(PARKER)のジョッター。
1954年発売、今も売れ続けれている超スゴイボールペン・ジョッター。ボールペンが発達し、ありふれているからこそ「平凡」にみえますが、ソツがなく普通に使えることを改めて考えると「非凡」な存在だと納得できるモノです。
記事の内容をざっくり紹介!
- 特長はなく、普通といえるボールペン・パーカーのジョッター。
- 低粘度油性インク「クインクフロー」を採用。800円のリフィルを買ったようなもの!
- まとめ: 気を使わずに遠慮なく使える、道具として取り回しの良いボールペン・ジョッター。
目次(ざっくり内容紹介)
特長はなく、普通といえるボールペン・パーカーのジョッター。
どんなシーンでも「普通」のまま、筆記具としての活躍に徹する。
肩肘張らず、くつろぎすぎず、当たり前のように使えて そこにある。生活に溶け込み、受け入れられている。その無難といえる様相は、いわば「製品・ジョッターへの最大級の賛辞」です。
過度がなく「オール4・評価」のジョッターは、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉とキレイにマッチングしています。1,000円前後という価格、パーカーのネームバリュー、値段相応な外観等、ほどよい絶妙なバランスで成り立ったことから「万人受けした良品」です。
ただし、あくまでも「ジョッターは値段相応の品」ともいえます。
もしも、「もう少し高級感を見せたい!」「多少は価格をあげてもいい!」のであれば、色部分がプラスティックのジョッター・スペシャルではなく、ヘアライン仕上げオールステンレスの「ジョッター・フライター」、軸が太く重めの「IM」で所有欲を満たすのもアリだと思います。
新油性インク「クインクフロー」を採用。800円のリフィルを買ったようなもの!
適度なブレーキングが利く、昔ながらのぬめっとした書き味のクインクフロー。
PARKERのボールペンの替え芯(リフィル)は「パーカータイプ(規格)リフィル」とも呼ばれ、別のメーカーのボールペンにもパーカー芯が適合するものがあり、その汎用性の高さがウリです。
ジョッターに入っていたクインクフローは、重みのある油性ボールペンの書き味です。しかし、試そうと思えば、サラサラとした書き味を誇るイージーフロー(シュミット社)へと変更することも容易です。このように必要とあらば、芯の選択肢が多い点もジョッターの魅力といえます。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
気を使わずに遠慮なく使える、道具として取り回しの良いボールペン・ジョッター。
です。
身の丈に合ったジョッターだったら、ラフに使っても問題なし。
ボールペンの基礎(ノック式機構・替え芯の豊富さ)を築いたモデルは、細部に至るまで 革新的でした。デザインでも奇をてらわず、マイナスの印象がないジョッターは流石です。