圧巻の太さ! 極太のぬらっとした書き味を楽しめる筆ボール

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字を書くことが好きなことと、書道が苦手だった裏返しで「筆ペン」という言葉に反応してしまいます。「筆のように滑らかな書き味」「驚異のなめらか太書き」が特にこのペンの売りです。

今回は、そんなボールペン感覚の筆ペン?、筆ボールを紹介したいと思います。

 

記事の内容をざっくり紹介!

  1. 見た目は、あっさり系
  2. 登場! 肝の巨大ボール部分!
  3. ぬらっとした書き心地!
  4. まとめ: 納得の極太ペン! フローが良くて破壊力抜群。

 

見た目は、あっさり系

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ぱっと見ると、地味なデザインです。黒キャップに格子模様。クリップ部分もあっさりしていて、金属を折り曲げただけのタイプです。

筆ボール(OHTO)

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登場! 肝の巨大ボール部分!

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キャップを開けてみると、このペンの肝の部分である巨大ボールが登場します。

ボール系のサイズは、なんと1.5mmです。

普通のボールペンは0.7mmや0.5mm。最近は極細の0.38も多く、普通のボールペンでは太い場合にも1.0mmです。筆ボールが誇る大きな玉1.5mmはなかなかの太さです。

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ぬらっとした書き心地!

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ペン先が太いと紙と接触する部分も大きく、書き味は滑らかになります。ボール部分が大きくなるほどしっかりと転がり、インクも潤滑油のようになるので細いペンを書くときのカリカリとした硬めな書き心地はほとんど感じません。

 

0.38、0.5、0.7を選ぶときにも、このことを私は考慮に入れて買うことが多いです。しかし、今回の筆ボールは上記のように1.5mmもあります。程よい粘度のインクと1.5mmのボールが絡むので、他のボールペンではありえないようなぬめっとした抵抗がない書き心地を味わえます。また、太い割にはトメ、ハネ、ハライをしっかりと書ける印象です。

 

 

ただ、その分インクのフローの破壊力も物凄いものがあります。このペンの扱い方は、一部の太い字幅の万年筆において気をつけることと似ています。それは裏抜けが出やすく、滲みやすいことです。

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試しにポストイットに書いてみたところ、裏抜けが所々出ています。さすがに、次の紙にまでは付きませんでしたが、通常のノートの筆記にはやはり紙質の心配があり向いてないように思います。

このことを考慮してみると、筆ボールの良さそうだと思った使い道は走り書きです。大きい文字で伝言やポイントをすばやく裏抜けしても構わない紙で書く、という使い方で大きく力を発揮すると思います。もちろん、通常の宛名書きでも大丈夫ですし、裏には書かないアイデアをひたすら書き出すノートの罫線に囚われない使い方でも大活躍しそうです。

 

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

  • 納得の極太ペン! フローが良くて破壊力抜群。

です。

 

以上、書くことが楽しくなりそうな筆ボールを紹介しました。

 

今まで少し大きめの字を書く時には、ゼブラの紙用マッキーやサクラのマイネームなどを使っていました。ただ、今回見つけた筆ボールはその2役に風穴を開けてくれました。

ボールペンでありながらトメ、ハネを表現できる筆ボール、そしてゼブラの紙用マッキーは太細の両方を使えるという特徴があり、完全な選手交代とはなっていません。それぞれの特徴を活かして用途を考えながら、楽しく文具を使っていきたいと思っています。

from  GENKI (@genkiszk)

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