プラティグナム(Platignum)の万年筆・STUDIO。色濃くビビッドなボディカラーとペン先型クリップが目を引く

platignumアルミ製のボディが見せる色ツヤ。Platignum(プラティグナム)の万年筆・STUDIO。

すべっとした手触りと鮮やかな色使いを特徴とするプラティグナムのカジュアルな万年筆・スタジオ。アルミベースの胴さやには傷がつきにくく、持ってみると軽すぎない適度な重みがあります。気張らずに使いやすい色鮮やかな廉価万年筆です。

記事の内容をざっくり紹介!

  1. キレイな発色でなかなかのモノ! ニブを模したクリップも好み♪
  2. 考慮点! 文字幅が中字(M)のみ+欧州規格カートリッジとの相性が微妙なこと
  3. まとめ: 色合いもカラフル、普段使いやプレゼントにピッタリ! プラティグナムの廉価万年筆・スタジオ。

 

キレイな発色でなかなかのモノ! ニブを模したクリップも好み♪

DSCF3110DSCF3111DSCF3113DSCF3112DSCF3115DSCF3114スッキリとした印象の廉価万年筆。鮮やかなボディカラーが全体を引き締める!

溌剌としたキレイなオレンジの発色、プラティグナムのロゴマーク:ペン先のニブを型どったクリップなどがプラティグナムの万年筆・スタジオの特に気に入っているポイントです。私は好きな色(オレンジ)を選びましたが、他ではあまり見かけない色もあります。限定ではなく、全部で10色(レッド、ホワイト、イエロー、ライムグリーン、オレンジ、ピンク、ブラック、ターコイズ、ブルー、カーキ)もの豊富なカラーバリーエーションは魅力的です。

platignum-colo

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考慮点! 文字幅が中字(M)のみ+欧州規格カートリッジとの相性が微妙なこと

DSCF3116DSCF3117文字幅はM(中字)だけは了承の上…。

28gと適度な重みがあり、書き心地もサラサラと滑らかで愉しい。気楽にガンガン使うのには適したプラティグナムの万年筆・スタジオ。ただし、この万年筆を購入する場合、事前に考慮すべき点があります。まず、一つ目は字幅です。

M(中字)のみの取り扱いであり、他の選択肢がありません。6mm幅のノートに書く際には問題はないですが、手帳などの細かい場所への書き込みには向かないので使いドコロには若干の制限があります。

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欧州共通規格のインクカートリッジは入る? 入らない??

DSCF3118DSCF3119ペリカンやエルバンなどの欧州共通規格のインクカートリッジがギリギリ入ることも。

万年筆には、欧州共通規格(ヨーロッパタイプとも)と呼ばれるインクカートリッジが使える種類があります。欧州共通規格を用いてるメーカーの万年筆であれば、たとえメーカーが異なってもインクの詰め替えが行え、インクの選択肢が格段に増えます。

関連記事: 万年筆のインクカートリッジの互換性。 “欧州共通規格”って、どこのメーカーを使えばいいの?≡

 

そこでプラティグナムの万年筆・スタジオ。

欧州共通規格が入るかどうかと言えば、微妙なところですが一応は入りました。実は、通販サイトによって仕様の説明が異なり、気になってやってみました。ペリカンのインクカートリッジを入れたところ、プラティグナム純正のカートリッジを入れた時よりも遥かに強い力で押し込んでようやく入りました。

プラティグナムの純正カートリッジは青、黒のみであり、取り扱っていないお店も多く、欧州共通規格インクカートリッジが使えれば、消耗品の心配が減ります。ちなみに、私の場合は、購入時にオマケでついてた純正のカートリッジを洗浄し、注射器でインクを注入する方法で、好きなインク(色彩雫の冬柿)を使っています。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

色合いもカラフル、普段使いやプレゼントにピッタリ! プラティグナムの廉価万年筆・スタジオ。

です。

 

オレンジ色に惹かれ、使い勝手にも満足した廉価万年筆。

Platignum(プラティグナム)社は、歴史が深くイギリスを代表する筆記具メーカーです。1919年にロンドンにて設立、世界で最初のゴールドプレート(金ペン)のペン先が付いたインクを補充できる万年筆を作った会社です。他にも、1939年にスパイペン、1962年に開発された書き方ペンは、イギリス中の学校で用いられたとのことです。

イギリスの筆記具の進化に貢献してきたPlatignumは、筆記具の同意語としてイギリスで定着しているらしく、英国にいる友人に今度聞いてみたいと思います。そういえば、STUDIOはスタジオなのか、ステューディオなのか?? 社名のGはしっかり発音するのでしょうか??

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