2015年4月11日放送のSmaSTATION!(スマステーション)の特集は「最新アイデア文房具15」。
今回のスマステで紹介された「家でも会社でも学校でも使いたい最新文具ベストセレクション」において、一部の製品は当ブログで紹介済みだったものの、知らなかった商品・未紹介の文房具があったので「2015年春の最新文房具」としてまとめて紹介します。(アプリ13-15はLINK)
スマステで紹介された文房具15点。ざっくり知りたい方の為の目次!
- ケスペタ(シヤチハタ): 個人情報保護のり
- 差し込みフリータップ(Yazawa): もったいないを防げる拡張アイデアタップ
- ビートルティップ・デュアルカラー(コクヨ): 太線と細線の2色が書ける蛍光ペン
- ジャストフィット(ゼブラ): しなるペン先で曲線でも綺麗
- カラーバーレル(エポックケミカル): 縦に組み合わせて合体ができる水性ペン
- スウィングカット: 支点の位置がずれて、引切りができるハサミ
- CamiAppS(コクヨ): スマホに自動同期するメモ帳
- スタンドスキャナ・デスクショット(キングジム): 省スペースのスキャナー
- スポルディング ストレッチペンケース(レイメイ): 伸縮性がある素材の伸び〜るペンケース
- ふせんタワー(マーナ): 付箋を貼れるポールが付いたペンたて
- ラッケージ(キングジム): 静電気の力で紙を吸着するボード
- スマート印鑑(アンディ): シートに載った印鑑
- My Script Calculator: 手書きでできる電卓アプリ
- CAMCARD Lite: 名刺情報をデータ化してくれるアプリ
- Flying Ruler: スマホを移動して自動で長さを表示できるアプリ
- まとめ: スマステーションの定例文具特集で、文房具の見逃しを振り返って再確認。
目次(ざっくり内容紹介)
1. ケスペタ(シヤチハタ) 個人情報保護のり
塗って畳んでポイッと捨てる!個人情報保護用のブラックのり ケスペタ(シヤチハタ)。
漆黒のノリを宛名の部分に塗り付けます。そして、紙を折り曲げ貼り合わせてから廃棄します。そうすると印刷面がビリビリと破れて、個人情報は安全になります。一人暮らしの人が、ちょこっと使うのにも丁度良い大きさ+気楽さなので、常備しておくとけっこう便利です。
2. 差し込みフリータップ(Yazawa): もったいないを防げる拡張アイデアタップ
穴と穴の幅が同じで、ペアではなく一個ずらした位置でも挿すことができる。
普通の電源タップの場合、大きいアダプタが横の決まった差し込み口を邪魔してしまい、プラグが挿せないことがありました。しかし、差し込みフリータップの場合はどこにでも挿すことが出来ます。無駄なくスッキリ使えるので、文具かは疑問ですが、けっこう欲しいモノです。
3. ビートルティップ・デュアルカラー(コクヨ): 太線と細線の2色が書ける蛍光ペン
2色が一本で賄える蛍光ペン。コクヨのビートルティップ。
カブトムシのツノのような変則的なペン先が太い線と細い線を描き、2色が背中合わせで入っているビートルティップ・デュアルカラー。別のペンに持ち替える必要がないので、イエローとピンクのような王道の2色を使うことが多い人には、特にオススメです。
4. ジャストフィット(ゼブラ): しなるペン先で曲線でも綺麗
ペン先がハケのように柔らかくしなる新しいタイプの蛍光ペンです。
従来の硬いペン先の場合、紙と密着しなかったので、真っ直ぐの均一な線を引くことが難しかったです。しかし、ジャストフィットの場合には、紙と連れ添うように撓み、密着してくれる為、綺麗な線が書きやすいという特徴があります。
5. カラーバーレル(エポックケミカル): 縦に組み合わせて合体ができる水性ペン
ひとつひとつは小さなペン。これをつないで合体させれるカラーバーレル。
つなげて長い1本になるカラーバーレル。内訳は3種類(0.5mm、1.0mm、蛍光ペン)から選ぶことができます。自分の好みに合わせて種類を選ぶのを気楽に楽しめるペンです。
6. スウィングカット(レイメイ藤井): 支点の位置がずれて、引切りができるハサミ
一般的なハサミと支点の位置が違って、軽く切れるハサミ・スウィングカット。
両方の刃で押さえつけて紙を断つというイメージが従来のハサミならば、包丁(片側)でスーッと切ったような引切りができるのが「スウィングカット」です。無駄に力をかけてずらして切るワケではないので、厚い紙相手でも軽快に切り進めることができる切れ味の良いハサミです。
7. CamiAppS(コクヨ): スマホに自動同期するメモ帳
メモを書いたそばから、スマホに自動で飛ぶハイテクメモ帳・ノート、CamiAppS。
メモパッドに専用のペンで書き、保存にチェックマークを入れる。すると、それだけでスマホの専用アプリを起動すると、今書いた内容がアップされているという代物です。
「背部の黒パッドが筆跡を記録→転送する」という進化を遂げたデジタル文房具・CamiAppS。メモをいちいち探したり、打ち直す手間を考えれば高くない買い物だと思います。
8. スタンドスキャナ・デスクショット(キングジム): 省スペースのスキャナー
机の上に置くだけで簡単にスキャンする万能スキャナー、スタンドスキャナ・デスクショット。
細長い本体の足元に資料を置くと、その様子がつないだPCの画面に映し出され簡単にスキャンができます。また、そのスキャンしたものは、正面から見たきっちりとした姿です。上部に付いたカメラが書類の形や向きを自動で認識し補正までかけるため、簡単に使えます。
縦長な形で専用の場所を用意することなく使える省スペースのスグレモノスキャナです。
9. スポルディング ストレッチペンケース(レイメイ): 伸縮性がある素材の伸び〜るペンケース
見た目以上の収納力、急に文房具が増えたときにも伸びて解決。
スポルディング ストレッチペンケースに形状が異なる文房具でも沢山入るのは、外側のカバーが伸縮する素材で出来ており、良く動くからです。文房具をいっぱい入れたムッチムチの状態から中身を少なくしても、素材がたるんで ぶよぶよにならないなら、具合は良さそうです。
しっかし、番組VTRであそこまで伸ばして103本のペンを入れるとは思いもよりませんでした。たしかにハムですねww
10. ふせんタワー(マーナ): 付箋を貼れるポールが付いたペンたて
ペンたてに付箋置き場を作ったというアイデア文具、ふせんタワー。
11. ラッケージ(キングジム): 静電気の力で紙を吸着するボード
紙が吸い付く? 静電気の力を使った電子吸着メモボード、キングジムのラッケージ。
ピンやテープ不要で、こまごまとした普通の紙モノ(ハガキやメモ用紙)がボードに置くと「ペタッ!」と貼りつくのがラッケージ(RACKAGE)です。紙に細工をしなくても、貼ったり剥がしたりが楽チンです。忘れそうなものを一旦置いておく場所として有用な電子文具です。
12. スマート印鑑(アンディ): シートに載った印鑑
カード形状の印影で、ちょっと持ち運ぶのに良いスマート印鑑。
シートに載った印影を、指でグリグリと抑えることで「押印(転写)」できます。メーカー調査で押印受理率(受け取ってくれるか否か)は97.4%。9割以上の場で「押印」として、しっかりと使えるみたいです。また、取扱名字も266種類に拡大しました。(2015年3月以降〜)
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
スマステーションの定例文具特集で、文房具の見逃しを振り返って再確認。
です。
以上、2015年の最新文房具(昨年放送2014年4月19日以降に発売)を紹介しました。
色々な興味深い文具が登場していました。新生活に合わせて文房具を工夫・買い換えてみると、思わぬ効果を生み出すかもしれません。気軽に手を出せる懐の深さ、それも文房具の魅力のひとつだと思っています。
それから、スマステの番組終盤で「便利商品台頭・強えシン」についての木村拓哉さんのコメント「ストレスが取り除かれるんだけど、ひとつの技は減る」が刺さりました。上手い人のカッコよさが失われる。。ふむふむ。
木村拓哉さんの鋭さにちょっとドキッとしましたね。道具は人を楽にしてくれるけれど、それによって失われるものもあるかもしれません、いい文房具ってどんな物なんでしょう?悩ましくも面白い問題提起でした。
— 高畑正幸@文具王 (@bungu_o) April 11, 2015
ちなみに、番組中盤でのコーナー・銀座の伊東屋の人気ベスト5は、「5位:フリクションスタンプ、4位:ジークエンス360°ノート、3位: WINK OF STELLA BLUSH、2位: ココサス、1位: デルガード」でした。デルガード、そんなに売れてるんですね!