「証券細字用」と堂々と、漢字でしっかり入った刻印は他に類を見ない。
生まれは1973年。発売当時、公文書等へ安定した筆記ができることを証券用と謳い、その名を今に引き継ぐ存在。それが今回紹介する三菱鉛筆の証券細字用ボールペン・No.460です。
記事の内容をざっくり紹介!
- 昭和のテイストたっぷりのオレンジ軸。筆立ての中で目を惹く存在。
- 細身のボディで細かい文字が書きやすい! 証券細字用の名に納得!
- まとめ: 書類をボテで汚すわけにいかない! 三菱鉛筆の証券細字用ボールペンNo.460への信頼感は絶大に!
目次(ざっくり内容紹介)
昭和のテイストたっぷりのオレンジ軸。筆立ての中で目を惹く!
黒のボールペンの中で、目立つオレンジ色のボディ。その身には「証券細字用」と刻まれて。
「そういえば、こんなオレンジ色+六角軸のボールペン、筆立てに挿さってた記憶がある。」
そんな昔のコトを思い出させる、レトロでクラシックな佇まいの証券細字用ボールペン。ただ、もしかすると、そのボールペンが「BICのオレンジ」だった可能性は否定出来ません。しかし、ノスタルジーを感じるという意味においては、さほど変わりません。
証券細字用ボールペンに話を戻します。丸みを帯びた六角柱、そして、軸の先端にかけて細く、十二角錐へ移行するという今でも通用しそうな洗練されたフォルムが素晴らしいです。
また、一方通行(出すだけ)のノック式という点も注目すべき点です。収納時には、軸の側面の小さいボタンを押し込むことで、出ていたペン先が引っ込みます。最近では少なくなったカタチのノック機構ですが、1975年発売のBOXY(消しゴム飛ばしペン)に引き継がれていることが分かるワケです。
細身のボディで細かい文字が書きやすい! 証券細字用の名に納得!
証券細字用はハッタリにあらず。細かい文字の記入に重宝する良筆記具。
想像以上に証券細字用ボールペンの書き味はなめらかです。特に、スゴいと思った点は、ボールペンの書きはじめにおける問題点(インクのボテ、掠れ)をほとんど感じなかったことです。書き出しから一定のインク供給量が続く安定感、1本80円のボールペンですが、かなりのものです。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
書類をボテで汚すわけにいかない! 三菱鉛筆の証券細字用ボールペンNo.460への信頼感は絶大に!
です。
使い捨てではないのもポイントが高い、コスパ最高クラスのボールペン。
実は、期待せずこのペンを使い出したのですが、使ってみると結構良くて愛用中です。ペンを握りしめるような力の入った持ち方では手が疲れてしまうので、軽く持つことを練習していた際に重宝しました。今も、税理士試験の勉強時に使うことがあります。(以前は赤と青もあったのですが、現在は廃盤。)
そういえば、このオレンジの昭和のテイストあふれる雰囲気はたまらなく好きなワケですが、持っている筆記具がオレンジ色が多いため全然目立たなくなってしまいました。