この一本で、「書く・消す・削る」の3役をこなす、完璧の名がつく「パーフェクトペンシル」
鉛筆削りが内蔵されたキャップと、消しゴム付きの鉛筆がひとつになっている。たったそれだけ。一本の鉛筆に鉛筆削りとキャップがついていたとしても、たかがそれだけに5,000円も出すのは気が引けます。しかし、すべてが一本化した鉛筆を使い続けたところ、あぁ買って良かったと今では思います。
鉛筆を知り尽くしたファーバーカステルだから出来る、一貫した機能性。これさえあれば、快適な鉛筆生活は間もなくです。
記事の内容をざっくり紹介!
目次(ざっくり内容紹介)
鉛筆を外に持ち運んで使っていると、気になることがある…。
鉛筆を使い続けてると、「消す」「削る」「持ち運ぶ」が気になってくる。
普段から黒鉛をのせて書く鉛筆を愛用しています。紙の上でカリカリと軽快な音を鳴らし、思考を遮らないこの鉛筆という筆記具の存在が大好きです。そんな大好きな鉛筆を、本当であればどこへでも持っていきたいと思っています。しかし、いざ外に持っていき使うとなれば、話は別です。
「どうやって、お気に入りの鉛筆を持っていこう? 芯が丸まってしまったら? 文字を消したくなったらどうしよう?」 と考えることになりました。鉛筆削りや消しゴムを持ち歩くのは、さすがに億劫。でも、やっぱり鉛筆を手軽に使いたい。
そのように悩んでいた時に出会った存在こそ、パーフェクトペンシルでした。
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すべてはこの一本に。そう、パーフェクトペンシルならね。
敢えて言えば、消しゴム付き鉛筆に、アルミ製キャップ兼エクステンダーが付いています。
まずは、アルミ製キャップ兼エクステンダー。アルミ質の外観に、持ったときのグリップ感を高める二連のゴムリングが付いています。この部分(キャップ兼エクステンダー)をスポッと抜くことで、鉛筆の芯が姿を現します。また、鉛筆が短くなった場合には、エクステンダーをお尻にハメます。そうすれば、書くのに丁度良いサイズで最後まで使えます。(パーフェクトペンシルの替え鉛筆は、出荷時点で丁度良く短いです。)
そして、エクステンダーのトップ。ファーバーカステルのロゴが入ったUFO型の部分をスポッと抜くと、真っ黒の鉛筆削りが顔を出します。この鉛筆削りも、外で使うならば充分過ぎるほどの機能が詰まっています。
無粋な説明は終わりにします。やはり、「パーフェクトペンシル」という名が、この子には相応しいです。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
パーフェクトペンシルは、正に完璧な鉛筆。一度使えばもう手放せない。
です。
鉛筆は、最初に使い始める筆記用具。
小学校の頃を振り返ると、高学年になりシャープペンに憧れ、鉛筆を面倒だと思い、いつの間にか使わなくなってしまいました。
しかし、大人になった今、また鉛筆を使いたいと強く願うようになりました。書き進めていくうちに芯の尖り具合が変化し、短くなったら削り、削るとまた短くなる。芯がある限り、私の為に力を尽くす、そんな鉛筆が愛らしくてたまりません。また、ある種の面倒臭さである「削る」という作業も、今では大好きです。芯が削れていくシャリシャリという音と、鉛筆の木の部分の音が織りなす旋律。微妙に表情を変える鉛筆の削り口。こんな溺愛状態の鉛筆と、しっかりと向き合うキッカケとなったパーフェクトペンシルに夢中です。
最後にですが、このパーフェクトペンシルには数種類のラインアップがあります。廉価版の子供向け「キッズパーフェクトペンシル」、ファーバーカステルの定番六角軸鉛筆仕様の「カステル9000番パーフェクトペンシル」、シルバーマット色の今回紹介した「パーフェクトペンシルUFO」、そして贅の限りを尽くした「伯爵コレクション・パーフェクトペンシル」です。いつか、伯爵モデルのパーフェクトペンシルも手にしたいと思っています。