筆圧調整機能(サスペンション)で書き心地は新体験!? 次世代ペン・G-FREE (セーラー万年筆)。
なめらかに書ける油性ボールペンの代表格・ジェットストリーム(三菱鉛筆)が2006年に登場し、その後は他メーカーも追従、低粘度ボールペンの選択肢は幾種類にも増えました。その中でも 今回紹介する「G-FREE」(セーラー万年筆)は後発組です。(2014年11月22日発売開始)
そんな「G-FREE」の差別化ポイントは筆圧アジャスト機能が付いているコトです。なめらかなインクと筆圧調整との相互作用で 他にない書き心地のよさを備えた「G-FREE (ジーフリー)」。
試験勉強時にジーフリーを使ってみたところ とても扱いやすく、大活躍の真っ只中です。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 宇宙をイメージしたようなコンセプト・サイトデザインが前衛的!
- 全9段階のバネのテンション(張りの強さ)から、自分の好みを探る!
- まとめ: G-FREEで余分な筆圧をフリー! 長時間筆記での手の負担が減って喜ばしい♪
目次(ざっくり内容紹介)
宇宙をイメージしたようなコンセプト・サイトデザインが前衛的!
銀河系の彼方まで吹っ飛んでる「G-FREE (ジーフリー)」。スペイシぃー! ギャラクシぃー!
CMといい、キャッチコピーといい、ギガインパクトな「G-FREE (ジーフリー)」。
ちなみに、軸色のカラーバリエーションには惑星の名前がつけられています。(スペースブラック、スペースネイビー、アース、マーキュリー、ヴィーナス、マース、ジュピター、サタン)
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親指・人差し指・中指の三本の指でしっかり持つ為の三角グリップ。疲れにくく安定したポジション♪
全9段階のバネのテンション(張りの強さ)から、自分の好みを探る!
「G-FREE」のウリ。沈み込むペン先 + 負荷(受け止め)の度合いを9段階で調整できるコト。
筆圧に応じて上下に可動する心臓部「筆圧アジャスター」の実態は スプリング機構(バネ)です。
もしも、この引っ込む弾力が一辺倒であれば、合う・合わないが相当分かれます。しかし、G-FREEの場合には、硬軟(ハード⇄ソフト)9段階とノック部分が連動しており、ココを回すだけで自分でコントロールができます。(時計回りに動かすと、白い部分がバネを押し込み より固く、一方 反時計回りに動かすと、テンションは緩く、筆圧をかけたときの遊び幅も大きくなる。)
ちなみに、長時間筆記の場面で使用し、気に入った負荷具合はハード2つ目『軟□□□□□□□■□硬』でした。 このサスペンション・弾力の場合、クッション性能は僅かなものですが、筆圧調整の効力については たしかに感じます。そして、この吸収効果の働きをすべからく実感したのは、しばらく書き続けていて疲れてしまい、力むことで筆圧が上がったときでした。
調整機能のない普通のボールペンで書いていて 疲れて筆圧が上がってくると、より筆圧がかかり悪循環にハマってしまいます。しかし、G-FREE (ジーフリー)は異なります。
紙に書ける筆圧は確保しつつ、余計な筆圧はバネが受け入れる優れた緩衝性能を持つ、つまり、多少筆圧の多寡があっても気にならず、 一定の調子・好きな筆記感を維持して駆け抜けることが出来るというわけです。この感覚がしっくりきた為、G-FREEを勉強時に愛用しています。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
G-FREEで余分な筆圧をフリー! 長時間筆記での手の負担が減って喜ばしい♪
です。
万年筆屋の作った 一種のしなりを感じるボールペン。
先日、聖蹟桜ケ丘の京王アートマンで行われた万年筆のペンクリニック&インク工房(SAILOR・主催)に行ってきました。そのインク工房では、インクブレンダーの石丸さんにグレーインクを調合してもらった訳ですが、名前のラベルを書く際使っていたのが今回紹介のG-FREEでした。
ちなみに、石丸さんが選んでいた弾力設定は一番柔らかいところでした。(一番ソフトな弾力、私は全然扱えません、ペン先のコントロールを難しく感じました。)
それからそれから、G-FREEのインクに殆ど触れませんでしたが、G-FREEインクは新開発の低摩擦インクです。掠れることもなく、安定して文字を書けるので良いインクでした。ただ、0.7の黒のみなので、リフィルが拡充されることを祈ってます。