愛用する万年筆を持ち運ぶ為のペンケースを探し求めて、NAGASAWAのキップレザーSSに出会う。
私にとって理想といえる万年筆は、ペリカンの「スーベレンM320」のオレンジ軸(2004年発売)です。
煌くオレンジ色が大変美しく、可憐。それこそ肌身離さず使い続けたい 大好きな万年筆ですが、懸念点が一つあります。それが、持ち運びです。
実は、このM300という万年筆は、キャップ収納時の長さ=約11cmという小ぶりっぷり。通常サイズに作られたペンケースでは 内部に埋没してしまい取り出しにくかったり…、かと言って、「生身で持ち運んで、もし、傷が出来たら?」と考えると気が気ではありません。
そんなこんなで持ち運びには難儀していたところ、NAGASAWAのオリジナルキップペンケースSSの存在を知りました。手触りの良い革製で手に取れる金額、なによりM300にピッタリサイズ、この魅力に惹かれて、どうしても欲しくなり購入しました。
そして、NAGASAWAのキップレザーSSを使い出してみると大満足。このペンケースのお陰で、ミニ万年筆・M320をこれまで以上に使えるようになりました。
記事の内容をざっくり紹介!
- ミニ万年筆用ペンケースの候補は「伊東屋」、「ペリカン」、そして「ナガサワ」?
- キップレザーの手触り、上品さ、出し入れもしやすくて至れり尽くせり!
- まとめ: 納得の品質!キップレザーのペンケース(NAGASAWA)は惚れるほどオススメ!
目次(ざっくり内容紹介)
ミニ万年筆用ペンケースの候補は「伊東屋」、「ペリカン」、そして「ナガサワ」?
探してみても、11cmほどのミニ万年筆をピシャリを収めるペンケースは少ない。
まずは、伊東屋の2本用ペンケース (型番不明+本体価格15,000円)
この小さなペリカンの万年筆がピタリと収まるペンケースもお気に入りです。これは伊東屋が直輸入、現在も店頭で販売しています。(15,750円) …
↑記事中で紹介されていた伊東屋で扱っているというペンケースがまず気になりました。
ただし、2本入れ+価格が合わずに今回は購入を断念しました。果たして、まだ売っているのかが疑問であり、このペンケースの品番を知りたいところです。
次に、ペリカンのレザーケース ブラック 3本用 TGS-31
スーベレンM300を作る大元、ペリカンの純正ショートサイズ専用レザーペンケース。
ミニサイズの万年筆入れを探していて、購入候補にあがったのが「ペリカンの純正ペンケース・TGS-31」です。万年筆同士を触れ合わせない為の仕切りがペンケース内部にあり、ペリカンのクチバシをモチーフにしたフラップが印象的なオーソドックスなモデルです。
しかし、純正ペンケースは、求めていたものではありませんでした。
購入検討の際、お店で使い勝手を試したのですが、新品のため「外側の革と中の仕切り」がガチガチに硬く、万年筆の出し入れがあまりスムーズにはいきませんでした。
また、象徴ともいえるクチバシフラップを長く感じてしまい、これではミニサイズ万年筆のフットワークの軽さが失われてしまうと判断した為、購入に至りませんでした。
キップレザーの手触り、上品さ、出し入れもしやすくて至れり尽くせり!
鞘に収まるが如く出し入れが楽、価格以上の革の具合・使い心地、まさに見事なペンケース。
ペリカンのM300やセーラーのプロギアスリムミニをピシャリと収めるSSサイズです。
万年筆の軽快さを失わせない、出し入れが簡単・パカっと開くオープン方式。軸を大切に守りつつ優しく輝かせる裏地、ふんわりとやわらかいキップレザーの具合、そして、価格はペリカンの純正ペンケースよりも安い、私の希望をすべて汲んでいるような一級品です。
使い込めば、更に革が柔らかく育ちそうな色気たっぷりなキップペンケース。M320を優しく包んで持ち歩きたいと思います。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
納得の品質!キップレザーのペンケース(NAGASAWA)は惚れるほどオススメ!
です。
手持ちに合わせ、ぴったりサイズのペンケースの用意があるNAGASAWAのキップシリーズ。
さすがにSSサイズは入らない万年筆が多いです。この他には、M400やプロギアスリムがちょうど良いというS、多様なペンをすっぽり収めるLサイズがあります。スリムな身体に3本の精鋭を引き連れた気品ある革製ペンケース、持ってたらカッコイイと思いますw
ただし、このキップシリーズは人気がある為、欠品している場合も少なくありません。以前見た時には10本ロールペンケースはなかったのですが、ひさしぶりに見たところ在庫が復活。物欲ゲージ、だいぶ上がっていますw