「西暦2000年になっても使えるデザイン」というコンセプトでネーミングされたボールペンの名品。
1966年に誕生したこのボールペンは、今もそのデザインと利便性で人を惹きつけます。オシャレで格好良い多機能ペンの代名詞ともいえる「LAMY2000の4色ボールペンタイプ」を今回は紹介したいと思います。
記事の内容をざっくり紹介!
- 今も決して色褪せないLAMY2000のモダンな見た目!
- ノックしたときのペンの向きで色が変わる振り子がいい!
- 書き味は、昔ながらの重めの油性ボールペン。他の選択肢も増えた!
- まとめ: 質感、機能は抜群! 永く多くの人に利用されてるから流石!
目次(ざっくり内容紹介)
今も決して色褪せないLAMY2000のモダンな見た目!
一見しただけでは、本当に多色・多機能ペンなのかと驚くほどスッキリとしたデザイン。
ボディ全体は黒色の樹脂製、その樹脂の表面にはヘアライン加工が施されているため、見た目に安っぽさは一切感じません。木材かと間違えるような少しザラッとした手触りの丁寧な作りになっています。また、このLAMY2000を使い続けていると、黒い樹脂が使い込まれ、数年後には鈍い輝きが出るようになります。
また、ペンの先端部分、ノックボタン、クリップの部分は銀色のステンレス製です。ビジネスでも使える落ち着いた雰囲気を醸し出しています。黒と銀(ブラック×シルバー)の凛々しいツートンカラーから、程よい上品さが伝わってきます。
クリップにも、こっそりとGERMARYと入っています。
クリップ部分にはバネが内蔵されているため、 しっかりとホールドしてくれます。変に硬いということはないため、布地を傷める心配もありません。このような細かいところまで作り込まれています。
ノックしたときのペンの向きで色が変わる振り子がいい!
ペンを繰り出すボタンはひとつしかない。出す時にはペンを傾ける。
ノックボタンの下には、赤、青、緑のマークが付いています。(クリップ部分が黒) 使いたい色のマークを上側にし、ノックを押すとその色が出てくる、という振り子式という仕組みが使われています。
慣れるとペンを見なくても好きな色を出せる様になり、面白く便利な作りです。1966年に作られたのがビックリな機構といえます。
ただし、一般的な多色ペンのように色を替えるタイミングで、「カチカチ」とうるさくは鳴りませんが、ジャリッと金属が擦れるような音がするのはご愛嬌の部分です。他が優れているため納得している個性のひとつです。
書き味は、昔ながらの重めの油性ボールペン。他の選択肢も増えた!
書き心地は、ぬるっとした昔からある油性ボールペン。
最初にセットされている標準の芯は、0.7ミリの油性太字リフィル。純正リフィルは、ぬるぬるとしていて決して悪くない油性インクです。しかし、油性ボールペンの特徴である書き出しにインクが出てこない(擦れ)ことがあったり、もっと細い芯が欲しいという場合もあるかと思います。
その場合にも心配はありません。LAMY2000は、4Cという規格のリフィルと互換性があります。
特に、書き味に定評がある三菱鉛筆の「JETSTREAM(ジェットストリーム)」の替芯が4Cに対応したため、交換することも出来ます。この組み合わせは、待ち望んでいた人が多いと思います。
このようにリフィルにも選択肢があることが、LAMY2000が人気の理由のひとつです。
ゼブラの4C替え芯には注意が必要です!
ここで注意すべきなのは、ゼブラの替芯です。
私自身も以前はゼブラ・シャーボの替え芯の独特な色合いを好み、LAMY2000に入れていたこともあります。しかし、ゼブラの4Cは他のメーカーの4C芯と比べると微妙にサイズが大きいため、一応使えるのですが、替え芯の差し込み口の金属が広がってしまいます。
そのため、後でジェットストリームの4C規格の替芯を差しこんだところ、リフィルがスルッと抜け落ち、ペンチで修復するハメになりました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
質感、機能は抜群! 永く多くの人に利用されてるから流石!
です。
もはや相棒ともいえる多機能ボールペンLAMY2000でした。
私の場合、購入したのはけっこう前だったので定価である約1万円で購入しました。しかし、ネットで探せば5,000円ちょっとで手に入ります。ジェットストリームの高級版プライムもそれぐらいの値段なので、スマートな多色ボールペンを探している人にLAMY2000の4色ボールペンはおすすめです。
おそらく壊れてしまっても、もう1本このLAMY2000を購入すると思います。デザインも男性には比較的万人ウケすると思うし、作りもクラシックで拘りを感じさせる名品。これを超える多機能ペンにも会ってみたいです♪