ピタットルーラーは押さえるとピタッとすべらない定規。異なる材質(アクリル&アルミ)で両面使える仕様も機能的

ruler滑りにくく、ズレにくい。アルミと透明アクリル、2つの面がある定規・ピタットルーラー。

線を引く・長さを計るコト以外では、カッターで真っ直ぐ切るときのガイド役として使われることが多い定規。ただし、普通の定規の場合、力を入れて押さえていてもズレやすいものでした。そんな失敗を解消してくれる機能的な定規、それが今回紹介する「ピタットルーラー」です。

まず、特徴としてこの定規の片面は下の文字が透けて見えるアクリル材、もう片側はカッターを使えるアルミ材、そして、真ん中には 押さえることで形の変わる軟質樹脂が使われています。

「移動時にはスムーズに滑り、使うときにはピタッと固定される」という定規が持つべき機能を凝縮したようなピタットルーラーの使い勝手は大変良く、とても満足しました。

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記事の内容をざっくり紹介!

  1. 透明アクリル材 + カッターが使えるアルミ材の二刀流が嬉しい!
  2. ピタッとすべらないコトがピタットルーラーの肝!
  3. まとめ: カッターを使う機会が多いなら、ピタットルーラーは結構オススメ!

透明アクリル材 + カッターが使えるアルミ材の二刀流が嬉しい!

DSCF2357DSCF2356DSCF2359DSCF2358長さを計ったり、線を引く際に使いやすいのは透明タイプ・アクリル素材の定規です。

しかし、このタイプの定規はカッターで削れやすく、カッターのお供に使う場合は金属タイプ(アルミやステンレス)の定規を別に用意するコトをオススメします。

ただ、もしも、2つの素材を1本で両側に兼ねた定規があれば便利だろうと考えていたところ、このピタットルーラーを見つけました。(ちなみに、アルミ面の目盛りは何気にゼロスタート)

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ピタッとすべらないコトがピタットルーラーの肝!

DSCF2360DSCF2362DSCF2355力を加えていない状態は婉曲。紙との間には空間があって移動もスムーズ。

そして、線を引いたり、カッター使用時のズラしたくない場合には真ん中のエラストマー素材を上から押さえるだけで「滑り止め機能」が存分に働きます。軽く指を添えるように押さえることでしっかりと固定でき、力を抜くとすんなり滑る。素材と構造共々、実に良く練られています。

ちなみに、スベリ止め特殊加工+ステンレス付き 透明アクリル定規という条件で探してみると、ピタットルーラーの他には「すべらないカッティング定規」(レイメイ藤井)があります。ピタットルーラーの方が価格が高く、ゴムの劣化も懸念点ですが、いずれ比較してみたいと思います。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

カッターを使う機会が多いなら、ピタットルーラーは結構オススメ!

です。

 

単純なだけに機能的とは? 定規の機能進化型「ピタットルーラー」。

カッターの当てとしての出場機会が意外と多い定規。ずっとステンレス製のつくし定規を使っていたのですが、切ってる最中に数ミリ動いてしまい、切れ目が揺れてよくヤキモキしてました。指で押さえるだけで定規が動かないか気にせずに済むようになって、想像以上に快適です。

そういえば、過去 機能が面白いと感じた定規には「+d アーチルーラー」がありました。押さえると動かず、線が引きやすい。また、アーチ状になっているので取りやすい、なかなか便利なモノでした。それから、素材にこだわった「ミドリのJAPAN WORKS定規」シリーズも気になりました。職人が丁寧に作り上げた定規、聞くだけで所有欲・使ってみたい欲に駆られますw

最後にですが、カッターを使って作業することが多い方へのオススメアイテムをもう一つ紹介。代用できなくもないですが、ちゃんとしたカッティングマットは使う価値がきっとあります。

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