掌に収まるような小ささ、セーラーのミニサイズ万年筆プロフェッショナルギア・スリムミニ。
標準的な大きさの万年筆「プロフェッショナルギア」(以下・プロギア)から派生したモデル。そのひとつが、今回紹介する小さな万年筆「プロギア・スリムミニ」(セーラー万年筆)です。
長さをキュッと縮めた短さと、ちゃんとした14金ペン先とのアンバランス感が愛おしく、可愛らしいプロギア・スリムミニ。デスクトレー上にコロンと遊ばせながら、愉しんで使っています。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 「プロギア・スリムミニ」はずんぐりむっくり。短さが際立つ。
- キャップを尻軸セットで、書くときには丁度良い具合!
- 太字ニブで楽しく使う。たまには、キャップをつけずに。
- まとめ: 思わずキュンときたミニサイズの万年筆、プロフェッショナルギア・スリムミニ。色(オレンジとイエロー)も好みにハマり!
目次(ざっくり内容紹介)
「プロギア・スリムミニ」はずんぐりむっくり。短さが際立つ。
収納時の長さは、僅か10cmちょっと。細くない分、縮こまった印象のプロギア・スリムミニ!
標準サイズの万年筆と比べると、思わず「ちっちゃい!」と感じる本体の短さ。また、同サイズの万年筆・M320を横に置くと、思っていたほどスリムではなく、むしろ太さを感じる程です。
この太くて短いずんぐりむっくり加減が「プロギア・スリムミニ」の特徴といえます。
キャップを尻軸セットで、書くときには丁度良い具合!
書くときの長さはしっかり確保。「NO、書きにくさ!」
小さな全体像の中で、半分を占める大きさのキャップは圧倒的迫力です。キャップを取り外すとスリムミニの短さは際立つ訳ですが、そのキャップにこれだけの長さを使っている意味合いは、筆記時におけるボディサイズの確保にあります。
この外したキャップは、尻軸にあるネジ部分にくるくると回してセットします。すると一転、ミニサイズだったのが分からなくなる程の「書くのに必要十分なサイズ(132mm)」になります。長めのキャップと対応するネジ込み式尻軸、これこそ無駄のない絶妙な短さが実現した秘訣です。
太字ニブで楽しく使う。たまには、キャップをつけずに。
用途は愉しむこと。時には、ペンをすっぽりと覆った状態で書いたりすることも。
ラクガキメンバーのプロギア・スリムミニ(太字・Bニブ ×2)。価格は1万円弱で本格的な14金のペン先が使われています。そんなプロギアスリムミニの書き味は、スベッとしていてキモチが良く申し分ないです。(敢えてキャップをつけず、指先でなぞるように書けるのも、また一興。)
ちなみに、プロギアスリムミニはその小ささ故、コンバーターの使用は出来ません。ただし、スポイトで好きなインクをインクカートリッジへ注入する方法をとれば、難なく使用できます。
せっかくなので、最近出たカラフルな顔料インクシリーズ「ストーリア(STORiA)」のライオン(ライトブラウン)とナイト(ブルー)を入れました。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
思わずキュンときたミニサイズの万年筆、プロフェッショナルギア・スリムミニ。色(オレンジとイエロー)も好みにハマり!
です。
小さくても、しっかりとした万年筆・プロフェッショナルギア スリムミニ。
このスリムミニ、2013年あたりにカタログ落ちした商品です。今回の2つは、日本橋にある某万年筆店さんのTwitterで「入荷速報」を知ったため、取り置きを頼んだ上で購入しました。
また入荷できるように努力する!と言っていたので、あともう一色・ベージュが欲しいです。(そうすると、M320 3本用に買った「NAGASAWAのミニペンケース」も追加で欲しいですねぇ…。)
追記あり:入荷のお知らせがあり、3本目のプロギアスリムミニ(ホワイト)を入手しました。