切っても切れない、万年筆とインクの関係。
万年筆を使い始めると、インクもいろいろ試してみたくなります。実際、私もインク集めに熱中してしまい、使っていないインクを含めれば、30種類近く持っています。ただし、ひとくちにインクと言っても、万年筆のインクの性質は大きく異なります。そのため、インクを混ぜてしまうと化学変化が発生して恐ろしい結果になることがあります。(インク詰まり、最悪の場合、万年筆本体がダメに…。)
そのような混ぜ合わせを防ぐため、溜まりゆくインクを記録し、色見本として整理するためのマニアックなノート「インクジャーナル」を今回は紹介したいと思います。
記事の内容をざっくり紹介!
- 代官山蔦屋書店のオリジナル商品「インクジャーナル」
- 文具コンシェルジュのこだわりが凝縮! 必要なものをしっかりと携えている!
- まとめ: 代官山蔦屋のわがままノートは、インク簿専用! このマニアックさがいい!
目次(ざっくり内容紹介)
代官山蔦屋書店のオリジナル商品「インクジャーナル」
インク好きな文具コンシェルジュのわがままから生まれた、インクの記録をつけるためだけに作られた蔦屋書店オリジナルノートです。
サイズは文庫本サイズと想像よりは小さい。ページの枚紙は30枚。
文具コンシェルジュのこだわりが凝縮! 必要なものをしっかりと携えている!
備忘録に必要な「書ける項目」
既に出来ている書ける項目は、インク名・メーカー・日付・価格・容量・使用筆記具など。
並び替えにも便利! 片面印刷+糊綴じ
見開きの右半分のみ印刷。裏は、裏側への影響用。
弱めの糊付けなので、後で順番を変えられます。
糊付けになっている点は、思わず唸りました。これが、もし糸で綴じられていた場合、日付順から動かすことはまず無理です。しかし、インクジャーナルは、レポート用紙のようにピリッと取り外しが簡単です。
万年筆のインクにこだわりを持ち始めると、自分の好みの色を探しだします。私も青色や茶系のインクをたくさん所有しているのですが、後から色別に管理出来ればいいと思っていました。このように切り離しが出来るのは、インク愛好家の心をよく分かっています。
インク好きな文具コンシェルジュのわがまま、流石です!
書きやすい中紙が選択! このノートが欲しい!
中紙には「コスモエアライト」という紙が使われています。
紙の質感、そしてインクの色合いがキレイに映えるという矛盾する条件を満たすようで、書いてみた途端に気に入りました。書き心地は柔らかめで、万年筆の滑りを存分に感じられます。この用紙のノートが欲しいです。(カキモリあたりで探そうと思います。)
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
代官山蔦屋のわがままノートは、インク簿専用! このマニアックさがいい!
です。
増税前の3月31日に、代官山蔦屋に初めて行ってきました。
壁いっぱいに並んだ万年筆に興奮してしまい、素敵な空間に長時間浸りました。蔦色のPenTag Wideも見つけたので、次の機会にでも購入したいと思っています。
また、増税前にかこつけて、このインクジャーナルをはじめ、消耗品であるボトルインクも数種類新たに購入しました。このインクジャーナルは30種類の記録が取れるのですが、1冊ではとても足りず、あっという間に2冊目に突入しそうです。紹介出来てない万年筆のインクがまだまだあるので、これからの更新を愉しみにしていただけると嬉しいです。