TWSBI(ツイスビー)という台湾の万年筆メーカーをご存知でしょうか?
有名ブランドのOEMメーカーから独自ブランドとして転身。 それが台湾に籍を置くTWSBI(ツイスビー)の正体です。そのためか今回紹介する「DIAMOND 580AL」は、吸入式機構を約一万円という価格にかかわらず備えています。この点だけでも、十二分に購入の価値ある万年筆です。
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記事の内容をざっくり紹介!
- ダイヤモンド580ALのクリスタルカットボディ、キラリと輝く!
- 万年筆のなめらかさ、存分に味わえる。バランスも気に入った!
- 分解キットがパッケージに同梱。全パーツ分解してのお手入れが出来る!
- まとめ: 期待を上回ったツイスビーの万年筆。続々登場する新作も楽しみ!
目次(ざっくり内容紹介)
ダイヤモンド580ALのクリスタルカットボディ、キラリと輝く!
只の丸軸ではない。交互に織り成すパターン(多面体構造)が輝きを魅せる。
澄んだ透明軸にインクを吸入。クリアカラー・カットボディに浮かぶインクの色はキレイに映えます。これはコンバーターを介していない、吸入機構を内蔵しているからこその見え方です。
また、軸に施された多面体の効果はそれだけに止まりません。キャップを外して置いておいてもコロコロと転がっていかない事、そのコトが寧ろ、私にとって重要なポイントでした。無造作に置き、目を放してもその場にある安心感、なんとも気が利いている機能だといえます。
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このダイアモンド580ALシリーズは、シルバー以外の色は数量限定生産。
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万年筆のなめらかさ、存分に味わえる。バランスも気に入った!
太字(B)のペン先を購入してみました。舶来品(ラミーやペリカン)よりも細く、日本産と同等?
Bニブということもあり、インクフローは潤沢で快適です。また、ペンポイントは丸みを帯び、筆記角度への対応も広く、ペン自体の自重(19g)がそこそこあります。スチールペン先の万年筆として考えてみれば、使うのが愉しい・コスパの具合も相当宜しい品だと思います。
そんなDIAMOND 580ALの長さは、しっかり握れる130㍉です。
キャップを後尾に挿すかどうかはペン次第で決めますが、この万年筆の場合、尻後部に挿すことは想定されていません。実は、一度ポストしてみたことがあったのですが、キャップが想像以上に奥まで入り込み 吸入機構と連動してしまいました。そのため、キャップを取ったと同時に吸入器が動き、たっぷりと入っていたインクがドバドバ溢れだすという惨事を引き起こしました。
分解キットがパッケージに同梱。全パーツ分解してのお手入れが出来る!
TWSBI(ツイスビー)の万年筆は分解が可能です。簡単にペン先の交換もできます。
パーツの着脱は殆どネジ込み式なので、特別な道具を必要としません。ただし、レンチとグリスが付属しており、それは吸入機構パーツ(アルミ製ピストン棒)と戯れる場合に使用します。
そして、ニブパーツ交換も容易なコトが分かったので、是非ともスタブニブは入手したいです。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
期待を上回ったツイスビーの万年筆。続々登場する新作も楽しみ!
です。
満足している台湾産の万年筆・ダイヤモンド580 AL。
この万年筆、縁があって「とみや文具さん」から購入することが出来ました。TOMIYA以外では、BUNGBOX、ペンハウス、NAGASAWAにて取り扱いがあります。
ちなみに、amazonのリンクも貼ってみたものの、お値段にだいぶ差があるので正直オススメはしません。とみや文具ネット店・通販が TWSBI(ツイスビー)の在庫量、価格、販売後の修理対応までを含めて、現時点(2015年4月)において、国内購入では一番良い場所だと思います。(eBayを使うのはアリかも…)
[sanko href=”http://tomiya-bungu.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1632387&sort=n” title=”TWSBI(ツイスビー)の商品” site=”Stationary & Paper とみや文具 ネット店”]