パールオレンジ + ギャザード(凸凹)軸という 思い切った組み合わせ。四葉商会のオリジナル万年筆「オレンジギャザード」(セーラー万年筆 / プロフィット21がベース)を今回は紹介します。
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記事の内容をざっくり紹介!
- 四葉商会のオリジナル限定万年筆「オレンジギャザード」
- 首軸のつなぎが 通常品より長い。インクがちょっと見にくい…。
- ペン先のこだわり。太字 → 中細字に研ぎ出されたペンポイント。
- まとめ: ギャザード加工のオレンジボディ万年筆。主力にハマる♪
目次(ざっくり内容紹介)
四葉商会のオリジナル限定万年筆「オレンジギャザード」
光沢に深みのあるパール調オレンジ軸。なにより、ボディの凸凹(ギャザー)が目を引く!
「ギャザードの万年筆」といえば、プラチナ万年筆が 理想の万年筆を作るべく開発を進め、1978年に初代モデルを発売したモノが有名です。そして、その万年筆は、4つの設計思想に基づくものでした。(1. 軸は太くなければならない。 2. ペン先は大きくなければならない。 3. 愛蔵に耐えなければならない。 4. 手にフィットしなければならない)
そして、その中でも、表面に凹凸をつくるギャザード加工を、このオレンジギャザードは踏襲しています。万年筆の見た目としては 多少変わっていますが、持ってみると どこでもしっくりと馴染みます。(ただし、ギャザード加工部分をよくよく見ると、成形上のムラがあります)
[sanko href=”http://www.yotsuba-bungu.jp/?pid=90812628″ title=”四葉オリジナル万年筆 プロフィット21「オレンジギャザード」限定万年筆” site=”四葉商会 文具専門店”]
首軸のつなぎが 通常品より長い。インクがちょっと見にくい…。
WEBショップ上では、画像での掲載はなかった「首軸のつなぎ部分」。
バランスを低重心にするため、首軸の金属パーツが 通常品よりも長めなオレンジギャザード。
コンバーターでインクを吸入したり、洗浄の際に インクの色・残量が見にくい、という点は 購入前にしっかり確認しておきたかった…、というのが本音のところです。
ペン先のこだわり。太字 → 中細字に研ぎ出されたペンポイント。
今回の万年筆「オレンジギャザード」の字幅は一択。特別仕様の中細字。
「5㍉方眼(MDノート)に日本語を書く」 そういった目的で使いやすい万年筆は 常に探し求めてますが、コレのペン先の調子(書いた字の明瞭さ・うまく整う具合&書いたときの気持ち良さ)は 今まで使ってきたペンの中でも 上位に来るモノでした。
研ぎ出されたペン先は 長刀研ぎを思わせ、メリハリがキレイに出て、字が真面目に決まる。
実は、奇抜なデザインと値段(37,800円)を理由に購入するか 3ヶ月ほど躊躇していたのですが、いざ手に入れて味わってみると、買いそびれなくて良かったなぁと安堵しています。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
ギャザード加工のオレンジボディ万年筆。主力にハマる♪
です。
オレンジ、オレンジ、オレンジギャザード。
オレンジ色の万年筆に対するアンテナを強く張っているため、今年は 物欲を刺激するような「オレンジ色の店舗オリジナル万年筆」を多数見つけた豊作の年でした。そんな店舗限定品は生産数も少ないため、とにかく一期一会、縁が大事です。(オレンジギャザードは20本)
最後にですが、文栄堂の金木犀(きんもくせい)というモデルを探しています。実は、一度、キングダムノートで見かけたものの、購入しなかったコトを今でも猛烈に後悔しています。もう一度、縁があるコトを祈って、サイトを見に行く日々です…。