実家で見つけた祖父の万年筆、MONTBLANC銀座本店へ行った際に型番が判明しました。
1970年代に発売されていたモンブランのNo.1246でした。
すごく硬い書き心地で、インクの濃淡が出やすい一本です。
目次(ざっくり内容紹介)
ペン先の様子。
ペン先をよく見てみると750の刻印があります。
この750の刻印は、18Kを表しているとのことです。ちなみに、585の刻印が14Kです。
この1246のペン先は恐らくEFです。
ただ祖父の筆記角度に合わせて調整していたようで、筆記角度がおおよそ30°。
普段、自分が書いている40°で書くと、かなり書きづらかったです。
書いてみた感想。
入れたインクは、パイロットの色彩雫の土筆。
意識してペンを持つ角度を低くすれば、日本語の細かいとめ、はね、はらいが書きやすいです。
お尻にキャップをはめると、インクで胴体が汚れてしまうので外して使っていこうと思います。
ただ、ひとつだけ欠点がありまして、後ろのビスが無くなってしまっていること。
機能的には全く問題がないので、これから使っていこうと思っています。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!! (ポイントここ≡)
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
祖父が使っていた一品。40年近くも実家にいたと思うと感慨深い。
です。
実家でこの万年筆を見つけたので、解体して洗浄。
その後、インクをいれてみたところ、インク窓の部分から少しインクが染み出しているような…。
そのままでは使えない、とMONTBLANC銀座本店へ持っていきました。
参考記事:MONTBLANC銀座本店へ、祖父の万年筆と供に出向く。≡
修理の方が言うには、胴体にヒビが入っていて修理には「ドイツ送り」で5万円かかると聞いてガッカリ。
5万円出すならば高級なつけペンとして使おうかと考えながら、もう一度万年筆をはめ直しました。
ちょっと不格好になっていたリングを丸く整形してみて、再度インクをいれたところ、なぜか治りました。
まったくインク漏れもおきなくなりました^^
70年代の万年筆ということなので、40年近く愛用されてきた万年筆。細かい無数の傷もなんだか凄くありがたく思えます。
from GENKI (@genkiszk)☀