長刀ふでDEまんねん(セーラー万年筆)は特殊仕様ペン先の中でもオカシイ! 細字〜極太字を一本でこなせる オールマイティーっぷりに感悦

n-fudeman長く研ぎ出されたペン先の先端が反り返っている「長刀ふでDEまんねん」(SAILOR)。

以前から気になっていた セーラー万年筆・特殊仕様ペン先の一つ、「長刀ふでDEまんねん」。1本で細くも太くも書ける懐深き 長刀ふでDEまんねんは、期待していた以上に愉しい使い心地でした。今回の記事では、この万年筆を手に入れた経緯等も含めて 紹介したいと思います。

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記事の内容をざっくり紹介!

  1. 特殊仕様「長刀ふでDEまんねん」は欲しかった! だけど…。
  2. この色は廃番? 好みの色軸の別モデル(長刀エンペラー)を発見!
  3. 長刀ふでDEまんねんは 変幻自在のユーティリティープレイヤー。
  4. まとめ: 特殊仕様ペン先はどれも名品! 日本語を書くでも、長刀ふでDEまんねんは想像以上にイイねぇ♪

特殊仕様「長刀ふでDEまんねん」は欲しかった! だけど…。

DSCF2598DSCF2599外側にグイッと反っているから、ちょっとアブナイ? 特徴的なペン先「ふでDEまんねん」。

細字から極太字まで筆感覚で扱える変わったペン先・ふでDEまんねん。廉価版のふでDEまんねんは数本所有しており、より高価な「長刀ふでDEまんねん」も ずっと気になっていました。

しかしながら、「長刀ふでDEまんねん」は限定品、もしくは 受注生産の形で発売されており、ラインナップには典型的なモデル(「黒」×「金」)が多数でした。そのため、「長刀ふでDEまんねん」を搭載しつつ、私の心をくすぐる好みのオレンジ色軸は 全然見つかりませんでした。

そのため、「長刀ふでDEまんねん」を積んだ万年筆を購入し、「欲しい!」と惹かれるオレンジ色軸を見つけた際に首軸ごと付け替えるコトも妥協案として考えていたのですが、結局 その案にも あまり乗り気にはならず、「欲しいけど…どうしようかなぁ…。」と迷っていました。

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この色は廃番? 好みの色軸の別モデル(長刀エンペラー)を発見!

DSCF2588DSCF2589このオレンジ色の万年筆 (プロフィット21)に一目惚れ! @京王アートマン・聖蹟桜ケ丘店。

ペンクリニック(セーラー万年筆主催)の為、京王アートマン・聖蹟桜ケ丘店へと向かい、順調に受付を済ませて店内を見てまわっていたところ、オレンジ色の万年筆3本(KUMOTORI + さざ波 + そして、この万年筆(長刀エンペラー搭載))に感じるものがありました。

 

その中でも、特に響いたのが 長刀エンペラーを有するこの万年筆(プロフィット21)です。

試し書きをしてみたところ、「長刀研ぎ」を元々持っていなかったこともあり、筆致にメリハリがある上、滑らかな書き心地が気持ち良く、すぐさま購入を決めました。その後、悩む事になったのが「14K 長刀ふでDEまんねん」のペン先がついた「さざ波」というモデルの存在です。

この「さざ波」にはオレンジ色があり、白色との組み合わせが 可愛らしい品でした。しかし、大きさが小ぶりだったコト、キャップに紐を通す穴がついていたコトが どうにもピンとこず、「長刀ふでDEまんねんのペン先」と「違和感」を天秤にかけ、一日中ウンウン唸ってました。

そして、いざペンクリニックの順番が回ってきたタイミングで、既に会計を済ませた万年筆×2の状態を見てもらいつつ、「長刀ふでDEまんねん」がどうしても欲しいコトを相談してみたところ、「コレ (長刀エンペラー)を ふでまん化させてみる?」という甘い誘惑。

この誘いのお陰で、「長刀ふでDEまんねん」に「エンペラー」がのった、そして、大好きな「オレンジ色」の万年筆を手にすることが出来ました。この満足感、えもいわれぬものです。

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長刀ふでDEまんねんは 変幻自在のユーティリティープレイヤー。

DSCF2596DSCF2597DSCF2595DSCF2600DSCF2601ふんわりタッチで書ける万能型! 流石は「21K 長刀ふでDEまんねん × エンペラー 」

ペン先が意思を持っているが如く 書き手の要望にやさしく応え、左右に多少捻りをきかせても付き添い、持ち方や位置に変化をつけると、驚くほど筆跡が様変わり。そんな長刀ふでDEまんねんのポテンシャルは計り知れません。

この長刀ふでDEまんねんを使って絵でも描いてみたいものですが、この一本さえあれば 書く行為に満足できる。そこまで思わせてくれたペン先です。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

特殊仕様ペン先はどれも名品! 日本語を書くでも、長刀ふでDEまんねんは想像以上にイイねぇ♪

です。

 

ガッツリ満足した万年筆に出会えました!

条件に当てはまった万年筆を入手できたので、「万年筆に満足して、これで最後(アガリ)!」になるのかなぁと思っていたのですが、そうはいかないようです…。早速、欲しい万年筆を何本か見つけており、終わる気配は微塵もありません。

そういえば、今回行ってきた「京王アートマン・聖蹟桜ケ丘店」は、セーラー万年筆商品の品揃えが豊富で、変わった品も多い印象でした。よくよく調べてみると、このお店は「セーラー フレンドリー ショップ(S.F.S)」の一つだったので、他の認定店でも 思いがけないモノに出逢えないか 訪れてみたいと思います。

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