四葉商会オリジナルの万年筆・オレンジギャザード。プロフィット21(セーラー万年筆)をベースに、凸凹軸が手にフィット

gatheredパールオレンジ + ギャザード(凸凹)軸という 思い切った組み合わせ。四葉商会のオリジナル万年筆「オレンジギャザード」(セーラー万年筆 / プロフィット21がベース)を今回は紹介します。

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記事の内容をざっくり紹介!

  1. 四葉商会のオリジナル限定万年筆「オレンジギャザード」
  2. 首軸のつなぎが 通常品より長い。インクがちょっと見にくい…。
  3. ペン先のこだわり。太字 → 中細字に研ぎ出されたペンポイント。
  4. まとめ: ギャザード加工のオレンジボディ万年筆。主力にハマる♪

四葉商会のオリジナル限定万年筆「オレンジギャザード」

DSCF4279DSCF4278DSCF4283DSCF4280DSCF4287DSCF4282光沢に深みのあるパール調オレンジ軸。なにより、ボディの凸凹(ギャザー)が目を引く!

「ギャザードの万年筆」といえば、プラチナ万年筆が 理想の万年筆を作るべく開発を進め、1978年に初代モデルを発売したモノが有名です。そして、その万年筆は、4つの設計思想に基づくものでした。(1. 軸は太くなければならない。 2. ペン先は大きくなければならない。 3. 愛蔵に耐えなければならない。 4. 手にフィットしなければならない)

そして、その中でも、表面に凹凸をつくるギャザード加工を、このオレンジギャザードは踏襲しています。万年筆の見た目としては 多少変わっていますが、持ってみると どこでもしっくりと馴染みます。(ただし、ギャザード加工部分をよくよく見ると、成形上のムラがあります)

[sanko href=”http://www.yotsuba-bungu.jp/?pid=90812628″ title=”四葉オリジナル万年筆 プロフィット21「オレンジギャザード」限定万年筆” site=”四葉商会 文具専門店”]

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首軸のつなぎが 通常品より長い。インクがちょっと見にくい…。

DSCF4284WEBショップ上では、画像での掲載はなかった「首軸のつなぎ部分」。

バランスを低重心にするため、首軸の金属パーツが 通常品よりも長めなオレンジギャザード。

コンバーターでインクを吸入したり、洗浄の際に インクの色・残量が見にくい、という点は 購入前にしっかり確認しておきたかった…、というのが本音のところです。

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ペン先のこだわり。太字 → 中細字に研ぎ出されたペンポイント。

DSCF4288DSCF4289DSCF4290今回の万年筆「オレンジギャザード」の字幅は一択。特別仕様の中細字。

「5㍉方眼(MDノート)に日本語を書く」 そういった目的で使いやすい万年筆は 常に探し求めてますが、コレのペン先の調子(書いた字の明瞭さ・うまく整う具合&書いたときの気持ち良さ)は 今まで使ってきたペンの中でも 上位に来るモノでした。

DSCF4291DSCF4292研ぎ出されたペン先は 長刀研ぎを思わせ、メリハリがキレイに出て、字が真面目に決まる。

実は、奇抜なデザインと値段(37,800円)を理由に購入するか 3ヶ月ほど躊躇していたのですが、いざ手に入れて味わってみると、買いそびれなくて良かったなぁと安堵しています。

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

ギャザード加工のオレンジボディ万年筆。主力にハマる♪

です。

 

オレンジ、オレンジ、オレンジギャザード。

オレンジ色の万年筆に対するアンテナを強く張っているため、今年は 物欲を刺激するような「オレンジ色の店舗オリジナル万年筆」を多数見つけた豊作の年でした。そんな店舗限定品は生産数も少ないため、とにかく一期一会、縁が大事です。(オレンジギャザードは20本)

最後にですが、文栄堂の金木犀(きんもくせい)というモデルを探しています。実は、一度、キングダムノートで見かけたものの、購入しなかったコトを今でも猛烈に後悔しています。もう一度、縁があるコトを祈って、サイトを見に行く日々です…。

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