ヴィスコンティの万年筆・ユーアンドミー。ハチミツみたいに甘く蕩けて煌めく姿が幻想的

visconti-youandme黄金の光を宿す 可憐な万年筆、ビスコンティのユーアンドミー ( you & me / Amigdala)。

ボディにはラメが入り混じり、半透明な軸の中からはキラキラと光がこぼれてくる。そんな派手な万年筆が「ユーアンドミー / アンバー」(ヴィスコンティ)です。(2001年・限定発売モデル)

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記事の内容をざっくり紹介!

  1. 丸みを帯びて柔らかな雰囲気、ビスコンティのユーアンドミー。
  2. 「ユーアンドミー」には バイカラーの14Kニブを搭載。
  3. まとめ: MY HONEY(マイハニー) ユーアンドミーは甘〜い万年筆。

丸みを帯びて柔らかな雰囲気、ビスコンティのユーアンドミー。

DSCF4097DSCF4098DSCF4099DSCF4110DSCF4100DSCF4104 1DSCF4101蜂蜜色の甘さと 葉巻型のフォルムが愛らしい万年筆「ユーアンドミー」(ヴィスコンティ)。

矢の絵が添えられた『you & me』の文字と細めのクリップ。 銀色の装飾が程よいアクセントになって、濃厚なハチミツを思わせる この万年筆(ユーアンドミー)の全体を引き締めています。

なにより、この万年筆の色味(アンバー / 黄味がかった半透明のアクリルレジン)は 大好きな万年筆(ペリカンのM320 オレンジ)同様、私の好みにピッタリとハマりました。この色の万年筆をもしも見つけたら、物欲が動くことは間違いなさそうです。

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「ユーアンドミー」には バイカラーの14Kニブを搭載。

DSCF4114DSCF4116DSCF4117DSCF4118バイカラーニブも相成って、「ユーアンドミー」の魅力に拍車がかかる!

現在、ビスコンティの数あるラインナップの中で、所謂、金ペン(14Kニブ)と呼ばれるモデルは 定価5万円以上のシリーズに限られます。ただ、勿論 レンブラントやヴァンゴッホについているスチールペンの実力も優れており、潤沢なインクフローのお陰で滑らかに書くことができます。

しかし、メーカーそれぞれの金ペンは一度使ってみたいもの…。そうして調べていたところ、「ユーアンドミー」の外観に心を惹かれ、ペン先が14Kニブだったコトが背中を後押し、また、買おうと思っていた矢先に中古品割引対象に入ったコトが決定打となって お迎えしました。

(ちなみに、ビスコンティのバイカラー14Kニブの書き味はたわみが少ない硬質な感じでした。この特徴は、他のイタリア万年筆にもみられるため、書く文字の違いに起因していそうです)

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☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!

今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、

MY HONEY (マイハニー) ユーアンドミーは甘〜い万年筆。

です。

 

またまた キングダムノートで入手したモデル・ユーアンドミー。

この万年筆「ユーアンドミー (you&me – あなたと私)」は、実は小さなサイズのボールペンとのセット・2本一組で発売されていました。(定価は¥54,000、購入価格は¥33,696 (税込))

ただ、そこまでは2人を想定したと納得モノですが、万年筆のキャップ上部の刻印(Amigdala)がちょこっと謎です。この言葉を直訳すると「扁桃」。全然、ロマンチックじゃないですね…。

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