「スーベレーンM600」がベースの特別生産品、ヴァイブラントオレンジ。
2004年に登場した特別生産品「スーベレンM320・オレンジ」の明るめの色彩・透明感は絶妙で、好みド真ん中、特に、思い入れの強い万年筆です。しかし、それ以降ではマーブル系統のオレンジ軸は 長らく発売されず、心待ちにしていたところに「スーベレーン600・ヴァイブラントオレンジ」の情報。
予約をすぐさま入れて、字幅とインクはどうしようかな?と考える日々。そして、入荷日には 即出向き、実物をチェック。きららかに輝く様に見惚れながらも、ピンときた個体を収穫してきました。
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目次(ざっくり内容紹介)
「ヴァイブラント オレンジ」の発売情報を得て、即座に予約。
「そろそろ出るんじゃないか?」と焦らされ続けたマーブル調のオレンジ軸。
特別生産品「スーベレーンM320」シリーズは、2004年にオレンジ、2007年にグリーン、2010年にルビーレッド、2011年にパールホワイトが発売されました。そして、それに応えるように、2012年に M600ベースのルビーレッド、2014年には M600版・ヴァイブラントグリーンが発売。
この次(2016年)は、M600ベースのオレンジかパールホワイトあたりが来る…?と思いきや、予想に反し発売されたモノは M805・ヴァイブラントブルー。M600は持っておらず、M800の方を好んでいた為、「M800・ヴァイブラントオレンジがありうる?それか、大穴で M600・オレンジ縞とかなら大歓迎…」と妄想を膨らませていました。
(ただ、正直、この時点では、マーブルオレンジを出してほしい気持ち三割、出ないでほしい気持ち七割という心持ち。M320に執着していたので、M600、M800で発売されてもなぁ…、と消極的に考えてました)
しかし、2017年に入って、「ヴァイブラント・オレンジ」が出てほしい願望は 100%に。
その訳は、ある日、持っていたM320の内の一本が 首軸と樹脂の境目でポッキリと折れたコト。
有償でも治れば…、とペリカン本社に連絡してもらいましたが、時すでに遅し。M320・オレンジのボディ部分の修理パーツは残っておらず、修理不能。M300がベースのM320は細く、同様の事例報告が多かったコトを知り、携帯万年筆班からは除外を決定。木箱に収納して、大切に愛でる「扱い」に変更しました。
そんなこんなで、マーブル系統のオレンジ軸の発売を期待し、次の限定品の噂が流れながら 発表では躱されつつ、時が流れて2018年も10月に入ったところで、特別生産品『スーベレン600 ヴァイブラントオレンジ』が公式で発表。ヴァイブラントオレンジの透け感・キラキラ感・明るめの色合いは スーベレンM320を踏襲しており、即予約を入れました。
燦めく様が華やか、『スーベレン600 ヴァイブラントオレンジ』
良きオレンジだなぁー、好きだなぁー、かわいいなぁー。(うっとり)
燦々と輝き、光にかざすと透き通る鮮やかなオレンジのボディ。
そのオレンジには濃淡があり、単調ではなく、その中でも、ジュバッと蕩け出たような「溜まり」部分は たまらない魅力であり、陽炎のようにメロメロ煌く様は、超絶「萌え」ポイント。
このオレンジ色のきらめきが ヴァイブラントオレンジの特色であり、沢山のオレンジ軸を見て、改めて、ペリカンがつくるマーブル系統のオレンジこそ「最も私好みのオレンジ軸」でした。
ニブはEF(極細)をチョイス。Bと迷っていたけれど…。
何本か試し書きをして、細かった極細(EF)を選択。(インクは、プラチナのサニーイエロー)
予約段階では太字(B)を選んでいたものの、実用(5㍉方眼への書き込み)を考えて、極細(EF)に。
☆ココ↓掘れ、ざっくざく!!
今回のココ↓掘れ、ざっくざく!!は、
待望のスーベレーン600・ヴァイブラントオレンジ。このオレンジ色は素晴らしい。
です。
2018年で180周年を迎えたペリカン。
限定モデルが色々と登場して、その大トリを飾ったのが「スーベレーン600・ヴァイブラントオレンジ」。デルタ社が廃業してしまったコトで ショーケースの色合いが寂しかったところに、温かみのある蜜柑色の万年筆。定番ではなく、限定品なので、あっという間になくなることもありうるので、お早めに。
うーむ、ボールペンも欲しくなってきましたw